Episode No.1240(20020815):金と肖像と
お札のデザインが変わるね。
千円札が、夏目漱石から野口英世に・・・
五千円札は、新渡戸稲造から樋口一葉に・・・
福沢諭吉の一万円札は裏面のみデザイン変更。
出回るのは平成16年度上期だそうだ。
お札の肖像として、樋口一葉は女性初。
しかも、24歳の若さで亡くなっているから
おそらく最年少だろう。
貨幣のデザイン変更の最大の理由は
ニセの防止だけど・・・
自動販売機やATMなどの改良で
経済が活性化するという期待も。
でも、使う方は・・・
500円玉のマイナーチェンジの時のように
しばらくは不便になるだろうな。
ちなみに
まだ二千円札が私の手元にまわってきたのは
・・・たった二回。
お札の肖像になる人は
どんな基準で選ばれるのか、よくわからないけど
生きているところを実際に知っている人が
お札になるとしたら・・・誰だろう?
国民的英雄というとスポーツマンが浮かぶけど
ちょっと難しそう。
企業人にも偉い人はたくさんいるけど
民間企業の創業者も難しいかも知れない。
もし、なる可能性があるとしたら・・・
経営の神様、松下幸之助・・・かな。
漫画の神様、手塚治虫にも
ぜひお札になってほしい気もするけれど・・・
手塚治虫が国民栄誉賞をもらえなかった理由は
『赤旗』に漫画を連載していたからだという噂もある。
芸術家の名かから選ぶとすれば・・・
やっぱり、黒澤明かなぁ。
寅さんじゃ、お札のイメージには合わないもんね。
ただ、お金というモノが
いつまでも紙のままとも限らない。
実際・・・
銀行に預けているお金は
自分の名前が書かれた箱に
お金が積まれているわけじゃなくて・・・
ただのデータ、だもんなぁ。