Episode No.616(20000817):世界一になろう! 敗戦当時・・・日本は異常なインフレ状態に陥っていた。 その打開策のひとつとして出されたのが、千円札。 発行されたのは、今からちょうど55年前の8月17日のコトだ。 ところで・・・まだ、手にしてないな・・・二千円札。 自動販売機ではチラホラ「二千円札には対応していません」という貼り紙も見るようになった。 500円玉も新しくなったんだよね。 見た目はあんまり変わらないけれど、ニセ500円硬貨が出回ったおかげで。 自動販売機で500円硬貨が使えないところが増えちゃって、ちょっと不便だったけど・・・。 新500円硬貨は大丈夫なんだろうな? 二千円札にしても・・・500円硬貨問題にしても・・・ 自動販売機は一斉にアップグレードしなければらならくなったワケで・・・。 新しいお金が出来て一番嬉しいのは自動販売機の業界じゃないのかな?! とくかく日本には自動販売機の数が多いよね。 国民ひとりあたりの自動販売機の数は世界でもダントツというのを聞いたコトがある。 それにしても日本っていう国は、狭い国なのに、何でも世界一にならないと気がすまない国だよね。 良くも悪くも・・・ね。 世界一の富や技術を持つコトは決して悪いコトではないと思う。 みんな上見て頑張ってるんだから・・・。 でも何て言うのかなぁ・・・この間の話の続きになっちゃうかも知れないけれど・・・ 必ずといっていいほど基準は自分にはないんだよなぁ。 人と比べて上か下かというコトばかり意識しているような気がしてならない。 もちろん、世の中には競争社会という現実があるから 自分さえ満足できれば・・・なんて甘いコト言ってたら、簡単にやられちゃう。 それ以前に何もやらせてもらえないんだけど・・・。 いい、悪いの基準が自分のそとにあるうちは、絶対に人より上には行けないとも思う。 人より、ちょっといいくらいじゃ、すぐに先を越されてしまうしね。 そんなコトで満足している方が、結果としてよっぽど自転車操業になっちゃうんじゃないかな。 「日本一になるためには、世界一でなれりゃならない」 ・・・って言った本田宗一郎の基準は、やっぱり自分にあったと思う。 自分こそは、世界にたったひとりの人間だから・・・ それを活かすコトができれば本当は誰だってすぐ世界一になれるはず。 それができたら、自分も幸せだし・・・ まわりのみんなも、きっと幸せだと思う、な。
参考資料:「今日は何の日」PHP研究所=刊
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