Episode No.795(20010314):行動するための寝方
寝るのが好きだ。
そりゃあ、嫌いな奴はいないだろう・・・と思う人がいるかも知れないが
子供は寝るのが嫌い。そうじゃなかった?
上手に寝られた時には、気分がスッキリすることはもちろん・・・
起き抜けにいいアイデアがパッとひらめいて、朝飯も食わずにパソコンに向かってしまう。
寝ながら考えることがある。
・・・なんて言うと信じてもらえないかも知れないけれど、本当に時々ある。
起きている時にゴチャゴチャと情報を詰め込んでしまった頭が・・・
スーッと通って整理され、起き抜けに答えが出てくる。
むろん、そんな日ばっかりだったら・・・何の苦労もいらないんだけど、ね。
きっと、エジソンやナポレオンなんかは・・・寝ながら考える達人だったんだろうな。
眠りを霊感に結びつける・・・という考え方は昔からある。
人の眠りには医学的に見ても「休息」という一言では片づけられない神秘が数多く残っている。
私の場合・・・まず夢に日常生活が出てくることはない。
たいてい行ったこともないような場所や会ったこともないような人たちと会う。
何か印象に残る光景があると・・・
起きて顔も洗わずにインターネットの夢判断を見てみたりする。
このところ多いのは電車に乗ったり、森を歩いたりしている夢。
電車とかホームの夢は「転職」にいいチャンスだとか・・・
森は大勢の人たちとの関わりを表すものだとか・・・書いてある。
夢判断に限らず、実を言うと私はわりとマメに占いを見たりする方だ。
でも・・・あくまでも「いい意味」にしかそれをとらない。
だから「転職」にいい時期だなんて読むと・・・
今やっている新しい試みは頑張ればきっとモノになる、と思ってますますヤル気がでるし・・・
たとえ悪夢であっても・・・慎重に進めば大丈夫だと思う。
ついこの間読んだ本に出ていたんだけど・・・
モンゴルを統一したチンギス・ハンは、生まれた時、右手に赤い血のカタマリを握ってたんだってね。
で、「こいつは英雄になる」とみんなに言われて、ついに英雄になった。
まぁ、そんな子供は滅多にいないと思うけど・・・医学的には「たまたま」そうだっただけの話。
本当のところ、英雄になる根拠などあるはずがない。
ようは・・・何でもいいから「いい方向に信じる」ことが
人をいい方向に導くんだろうね。
せっかく夢を見たんだから・・・何かの足しにしたいと思う。
寝ている時間も無駄にしたくないなんて思うのは・・・単なる貧乏性かな? やっぱり。