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Episode No.144(990211):100年前のビル・ゲイツ

今日は"建国記念の日"。

もともとは神武天皇が即位した日で、1872年から"紀元節"として祭日になった。
しかし、第二次世界大戦後、いわゆる祭日は全面廃止となり、1964年から2月11日は"建国記念日"という祝日として生まれ変わった。

ところで今年の2月14日、バレンタインデーはちょうど日曜日にあたることから、会社で義理チョコを配らなくて済むと喜んでいるOLさんも多いと思う。
まして、バレンタインの日にデートができるというんで、特別喜んでいる人も少なくないだろう。

バレンタインデーが平日になる年には、11日の祝日が恋人たちにとっては、プレ・バレンタインデーとして活用されているようだ。

まぁ、私にとっては過ぎた時代の話で、どうでもいいコトなのだが・・・。

私にとって2月11日は、尊敬する偉人の誕生日として大変意味のある日。

1847年のこの日、アメリカ、オハイオ州で生まれた彼は、少年時代、クイズ・ギッズ=なぜなぜ小僧と呼ばれていたらしい。
子供にとってそんなことは格別珍しいコトではないが、彼の名を聞けば「そりゃあ特別なクイズ・キッズだったろう」と誰もが納得するはずだ。

彼の名は、トーマス・アルバ・エジソン。

先生に余計な質問ばかり浴びせ過ぎて授業が進まなくなってしまったために、小学校を3ヶ月で退学させられたというエヒソードも残っている。

エジソンが言ったとされる「天才とは1%のヒラメキと99%の努力」という言葉が、実はインタビューした記者の誤った解釈。
本当に言いたかったのは「1%のヒラメキがなければ、99%の努力も無駄になる」ということで、この言葉を元に作ったのが
架空対談の第1話だった。

エジソンについて語りだすとキリがないので、また機会をみてご紹介するが、この100年前のビル・ゲイツは今なおアメリカで研究対象となっている。

エジソンの残した膨大な資料は、アメリカの国家プロジェクトとして1978年から解析がはじめられているが、その完成は早くても2015年頃になるだろう・・・と言われている。


参考資料:「今さらこんなこと他人に聞けない辞典」日本の常識研究会=編著 KKベストセラーズ=刊
     「今日は何の日」PHP研究所=編
     「快人エジソン」浜田和幸=著 日本経済新聞社=刊

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