このページが公開される頃には、
巷はiPad3(iPad HD?)の話題で持ちきりだろう。
上のYouTubeは、あくまでも“想像”だからね、念のため。
ところで、久しぶりにApple製品以外で
未来を感じるモノのニュースを目にしたよ。
なんと! 撮影した後にピントが合わせられるカメラ!!
詳しい内容は、こちらの記事を読んでもらうとして…
これぞ革命!
撮ってからピント合わせるライトフィールドカメラ
Lytro(ライトロ)に触ってみた
…このカメラやApple製品の
何にいったい「未来を感じている」のか?
そこを考えてみた。
21世紀になったって、
結局、車は空を飛んでいないし、
まだ街にロボットは歩いていない。
…けど、確実に20世紀と違うのは、
前世紀にはSF映画の中にしか登場しなかったモノが、
…いや、それよりはるかに高機能のモノが
コンピュータをはじめ、身近な生活の中にあるということ。
今や街行く人たちは、
たいていカメラとビデオ機能が付いた電話を携帯してる。
その昔、カメラもビデオも
両手で担がなければならなかったものがポケットの中にある。
しかも、うっかりすれば、
どのポケットに入れたかさえ忘れてしまうほど小さい。
ようするに「未来的なモノ」とは、例外なく、
それまでの「常識を変えてしまうモノ」なんだな。
だから、車がいくらデザインを変えても、
タイヤが4つ付いていれば、普通の人は驚かない。
しかし、ダイソンの扇風機のように、
プロペラのない扇風機だったら…間違いなく驚く。
Appleの生みの親であるスティーブ・ジョブズも、
かなり変人だったという話は、よく聞くけれど…
今の常識にとらわれていたら、
新しい常識を作り出すことはできないのかもしれない。
自分にとって「変えたい常識」は何か?
…まずそこを真剣に探ってみる価値はあるな。
しかるに…
逆を言えば「未来」というものは、
「今の常識」では計り知れないところにある。
…それを前提に置く必要がある。
確かに…若い頃は、この程度じゃあ疲れなかったものな。