Episode No.942(20010901):業種にかかわらず・・・
仕事で、いろんな職業の人と関わりを持つことは多いけど・・・
ハタから見ていて
「仕事ができるなぁ」と思えるような人は・・・たいてい仕事を楽しんでる。
物理的には、どんなに厳しい条件下にあっても・・・
ふと力を抜いて笑顔を見せる瞬間がある。
あとは・・・必死になってなりふり構わず、働く、働く。
一方・・・
「話にならない仕事」をする人は・・・たいてい、つらがっている。
しかも、そのつらさは、みんな「周囲のせい」だと言わんばかりの言い訳三昧。
いつも他人のせいにしているから・・・自分の仕事のやり方は、まったく変わらない。
人によっては「自分は仕事ができる方だ」と思いこんでいるから・・・またタチが悪い。
「まわりのみんなのミスを必死にごまかしてやっている」・・・それが仕事だと思ってる。
そういう人との仕事は・・・怖い。
最後は、ごまかしきれなくなるのが目に見えているからね。
そういえば今日は「防災の日」だけど・・・
いつかは起こると知っている大震災をごまかしたところで
地震をくい止めることはできないからね。
言うまでもなく・・・仕事というのは実にシビアなものだ。
仕事上の失敗は、相手先やスタッフに迷惑をかけるばかりでなく
時間や金をドブに捨てるようなもの。
でも、仕事は決して「怖い」ものではない。
仕事に限らず何かを「怖い」と感じるのは・・・
その内容がわからなくて不安なのか、
あるいは、わかったフリをしてごまかしているのがバレないかと、ヒヤヒヤしているせいだ。
そういう仕事のやり方をしていて・・・笑顔がこぼれるはずもない。
とはいえ商売はやっぱり商売だから・・・
すべて正直にやっていれば儲かるというものでもない。
ただし、客をだまして稼ぐのは詐欺師のやること、
続かない商売は真の仕事とは呼べない。
客をバカにしていたら・・・商売は続かない。
客もバカじゃないしね、ごまかされていると思ったら絶対に離れて行ってしまう。
つくづく仕事は・・・人間関係そのものだと思う、な。
人の気持ちがわからない人間に・・・人を助ける仕事はできないよ。
人を助けない仕事なんてモノは・・・ないと思うけど、ね。
少なくとも「気が利かない人」は営業には向かないなぁ。