Episode No.3846(20101221)
Just one more thing.
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最近、刑事コロンボ浸けになってる。

DVD-BOXを見だしたら、おもしろくてねぇ…これが。
小説版もむさぼり読むは、葉巻まで咥えだした始末。

何故、今コロンボなのか…?
そんなことはどうでもいい。

強いていえば、コロンボと同じ世代になって、
ドラマの中とドラマをめぐる男たちの仕事に、
あらためて魅力を感じている…というところか。

で、次々と見ていくうちに
例によってメイキングが気になりだした。

ネタバレになると嫌なので、
DVDを見てから、その制作過程を後からムック本などで調べてる。

コロンボを作り出した
2人のシナリオライター
のことは
以前にも書いたけれど…
やっぱりコロンボといえば、
ピーター・フォークだよな。

実際にコロンボを演じた役者は
ピーター・フォークが3人目だという話だけど、
渥美清以外の寅さんは想像がつかないように、
ピーター・フォーク以外のコロンボも考えられない。

3歳で右目を癌で失った役者は、
映画会社の社長に、
「どうせなら両目がそろった奴を雇う」なんて
酷いことを言われながら、
それでも持ち前のバイタリティによって
世界で一番愛されている刑事になった。

83歳の現在…
アルツハイマー病で
自分がコロンボを演じたことすら
覚えていないという…悲しい現実。

そんなピーター・フォークが、自伝を書いていた。

たまたまAmazonで見つけて買った時には、昔出てた本だと思ったけど、書かれたのは今から4年前の2006年。日本語版が刊行されたのはなんと今月の1日だった。

早速読み出したら…これが面白い。
伝記というより冒険物語を「聞いてる」みたいだ。

もちろん、小池朝雄の声で読んでるよ。

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