Episode No.3728(20100806)
ポリシーを感じる

毎朝トイレで読む
チャーチルの言葉に目が覚める思いがする。

きっと10年前に読んでも
ピンと来なかったんじゃないか…。

はたして今は、
どれだけ理解できているかわからないけれども、
ウイスキーと葉巻が好きだ
…という点においては
多少、苦味をわかってきているのかも。

久しぶりで葉巻を買ってみたよ。
このところコロンボもよく見ていたからねぇ。

コロンボがふかしていた
安葉巻の銘柄はよくわからなかったけれど、
チャーチルがハバナ産の
ロメオYジュリエッタを好んでいたというので、
近所で買えそうなところを探して訪ねて行った。

ロメオYジュリエッタにも、
いろんな種類があって…高いのは手が出ない。
1本何千円もするからなぁ。

とりあえず
木の香りがするという触れ込みにひかれて
1本1,300円のNo.1を購入。

1本1,300円と言えば、
煙草と比べたらずんぶん高いが、
1本で何回も火を付けるから…
実質的には煙草と大差はない、と思う。

いやいや、葉巻の話をしようとしてたわけじゃないんだ。

チャーチルは政治について
階段に手すりをつけるようなもの
…と言ってる。

なるほどなぁ…。
弱者を救済して国を豊かにすると言うことは、
そういうことなんだね。

でも…やっばり階段を登るのは自分の足だ。
そこで、あたかも
おぶって登るように言って
媚びを売らないところが好きだな。

今の時代に通用するかどうかは別にして、ね。

今の時代に通用するかどうかは別にして…
この間、葉巻を買いに行った小さな店のおばちゃんは、
なかなか厳しい人だった。

素人の私は…
こいつ葉巻のたしなみ方を知ってるのか?
…と思われていたに違いない。

それでも1本1本の葉巻を丁寧に検品して、
湿気らないようビニールに密封して売ってくれた。

こだわりを感じた。

…やっぱり葉巻の話になってしまったな。

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