Episode No.2955(20080215)
自由

「アメリカ人は自由を証明するためなら殺人も平気。
 自由についてはいくらでもしゃべるが、
 自由な奴を見るのは怖いんだ」

ようやく『イージー・ライダー』をまともに観た。

『イージー・ライダー』を観て
ハーレーに乗り始めた人も多いと思うけど、
私はその逆で・・・
ハーレーに乗り始めたからには観なきゃ
・・・と思ってた。

もちろん
アメリカン・ニューシネマの代表作と称される
この作品のことは知ってはいたし、
どこかの名画座で何本立てかで
観たかもしれないけど・・・すっかり忘れてた。

冒頭のセリフは
若きジャック・ニコルソンが演じる
アル中弁護士のセリフ。

この映画が作られた1969年は、
ちょうどベトナム戦争がドロ沼化した頃。

自国民に対する痛烈な批判を感じる、ね。

アメリカ人”を誰かさん・・・
自由”を“正義”や“常識”、
あるいは“強さ”や“美しさ”・・・
“賢さ”、“アイデンティティ”に
置き換えてみても・・・言える、かもしれない。

何者かについて語るのは・・・
何者かになることより、はるかに簡単。

何者かになる努力はしないで、
何者かになりかけた人を攻撃し、
自分のいる場所まで引きずり下ろそうとしたところで、
自分が何者かになれるわけじゃないのに、ね。