Episode No.1124(20020402):プロ並みじゃあ、プロにはなれない

これからは安心な組織などない・・・
誰もがプロにならないと生きていけない。
少なくとも・・・
自分が望むようには生きていけない。

・・・という話は、さんざんしてるんだけど
想像以上につらいのが・・・プロの世界。

何がつらいったって・・・すべてが競争だもんな。

競争なら受験戦争で経験してる・・・
とはいえ、しょせん受験勉強なんてのは
自分との戦いだからね。

もちろん、自分との戦いもつらい。
言い訳がないから。

でも、そのうえで・・・
確実に他人にも勝たないと食っていけないのがプロの世界。
自己満足だけでは何も得られない。
結果がすべての過酷な世界。

先日、ある友人からいい話を聞いた。

その友人も或るプロから聞いた話で
目からウロコが落ちたようだが・・・私も同じ。

プロになるには、プロ並みのことができるだけじゃダメ。
今いるプロ以上のことができないと・・・
プロの世界には入っていけない。

自分のレベルなんて誰も問題にしてくれない。
評価されるのは・・・
その世界で生きていけるかどうか、その存在理由のみ。

だから・・・
誰かと同じくらいしかできないのなら・・・プロにはなれない。
プロの世界に居場所を得られるのは・・・
今いるプロにないモノを持っている人だけ。

アマチュア時代には、みんなプロ並みを目指して頑張る。
だけど・・・
プロ以上でないとプロにはなれないのが現実、というワケ。

「日本一をめざすには世界一になれなきゃダメだ」

本田宗一郎の激は・・・
企業だけでなく個人にもずつしり重い今日この頃。

せめて、愛する人たちにとって世界唯一の自分でいることも
存在理由ではある、な。

少なくとも・・・
居場所というのは探すものじゃなく・・・作るもんだよ。


参考資料:うまい酒だった・・・おかげで、ちょい飲みすぎた