Episode No.1046(20020101): 謹賀新年
みなさま明けまして・・・
とりあえず、おめでとうございます。
正月くらい、のんびりしたい・・・モンだけど
一年の計は元旦にあり。
正月から、今年はビシッとしめていきましょう。
かの一休法師は・・・
正月に浮かれる人たちを見て
棒の先にシャレコウベをつけて町中をのし歩き
いましめを説いた、というけれど・・・
私も今年は、ちょっとそんな気分だな。
最も一休もシャレのきく人だったようだから・・・
キツい冗談のつもりだったのかも知れないけどね。
みんなと一緒であることで「安心」していられたのは
・・・前世紀までの話。
みんなと違うことが、みんなに認められて
さらに金を生むようでないと、今世紀はつまらない時代になる。
もともと、みんな違うんだから・・・当たり前なんだけとね。
何となく誤魔化してきた当たり前のことが
もう誤魔化しのきかないところにきているのが・・・今だと思うな。
無論、時代的にじゃなくて・・・
自分が年代的に、そう思ってといるだけなのかも知れない。
とにかく・・・
みんなは、どうかわからないけど、自分にとっては、そうなんだ。
今から、ちょうど139年前・・・1863年1月1日といえば、
リンカーンが最初の奴隷解放宣言をした日。
TV映画『ルーツ』や
スピルバーグの『カラーパープル』にも描かれたように
アメリカにおける人種差別の悲劇には目をおおいたくなる。
年末にはTVゲームから生まれた『ピグミン』の曲が・・・
現代サラリーマンの癒しとして大ヒットし、
平成の『およげ! たいやきくん』なんて言われてるけど・・・
正直言って私は、あんまり好きじゃない。
曲はいいけど、弱さを美化しているような歌詞が嫌い。
酔っぱらいオヤジが「あの曲で癒される」なんて言ってるのをTVで見ると
「飲み屋でグチってばかりいる奴が何言ってやがる」と思う。
すべてのしがらみから解放されるなんてことは
社会生活をしている以上、ありえないと思うけど・・・
今年こそ、自分を縛っている組織なんか
事実上、解体してしまうかも知れないよ。
リストラ、倒産とまではいかなくても・・・
時代に合わせて大きく組織や組織の価値観は変わらざるをえない。
そうなったら・・・
もう今まで通りの言い訳はきかないんだ。
縛られている時には、さんざん解放を叫んでおきながら・・・
いざ解放されたら、自分では何もできない
・・・なんてコトにならないように締めてかからないとね。
誰も自分の代わりには生きてくれないんだから・・・!
それには、人が休んでいるからといって・・・
やっぱり、のんびりはしていられない。
ただの貧乏性かも知れないけどね。
それくらいじゃないと・・・毎日更新はできないな。
今年も、よろしくお願いします!