Episode No.2876(20071108):
名物教授に聴け
爆笑問題の2人が
日本全国の大学にいる
名物教授と議論する、という番組を
NHKでやってる。
しかし、NHKも変わったよなぁ・・・
かつては山口百恵が
「真っ赤なポルシェ♪」と歌うのも
特定のメーカー名を出してはならぬ、と
「真っ赤な車♪」と歌わせていたというのに。
この間見た、その爆笑問題の番組では
太田さんは平気で「チ○コ」とか平気で言ってたし(笑)。
ともあれ・・・この番組で語られる
一見浮世離れしているとも思える教授たちの話は
聞いてみると、なかなかに興味深い。
先日は静岡大学の教授が
生物の進化について話していた。
いわく・・・
「進化は常に
正しい方向の積み重ねではない」
進化・・・というと、
優れた点が伸びて、劣った点がなくなっていく
・・・と、とらえがちだが
長い生物の進化の歴史を紐解いてみると
決してそうとは限らない・・・というのだ。
どんな生物にとっても
一番の目的は種の継続であるはず。
だが、ある種では
種の継続のためにメスの人気を集めようと、
強さをアピールする角が伸びすぎて
普段の生活に支障をきたしてしまい
・・・ついには絶滅した種もある、とか。
クジャクの同じような感じで・・・
メスにモテる大きく美しい尾は
生活のためには、
この上ない邪魔なものになっている。
こうした傾向は
何も生物の進化だけの話ではない。
組織や企業でも似たようなことがある
・・・と話は盛り上がっていった。
どんな世界の話も・・・
突き詰めれば原理は同じだねぇ。