Episode No.2717(20070507):
予定外を楽しむ
最近、ちょっとアナログなことを始めてみた。
新聞の切り抜きだ。
何年、いや何十年ぶりに
スクラップブックを買った。
スクラップブックって・・・
スクラップというわりに
・・・案外高いんだな。500いくらしたよ。
薄い紙に塗っても、
カミがシワくちゃにならない糊も買った。
・・・これは安かった。確か108円。
しかし・・・
糊を買うこと自体、
やっぱの何十年ぶりかもしれない。
切り抜いている記事は・・・
客先や仕事に関係したことばかりだけど、ね。
新しい情報はネットで・・・とは思うけど、
その前に・・・
基本的な情報を正確に知っておく必要がある。
しかも・・・
ネットの情報は数は天文学的に多いけど、
信頼できる情報かどうかはわからないし・・・。
必要な情報に
ダイレクトにアクセスできるネットの情報は
確かに便利ではあるけれど・・・
そこには、
必要性を満たすものはあっても、
意外性を満たすものは乏しい感じもする。
必要な本をネットで探すのは簡単だが、
必要なものしか見つからない。
ブラッと本屋に入ったりすると、
意外な本と出逢ったりする。
そういう楽しみというか、
意外な出逢いを新聞記事の中にも
見つけ出すことができる。
このところ、そういうことに
喜びを感じたりするんだよ。
「爆笑問題」の太田さんがTVで、
デジタルプレイヤーのシャッフル機能について
話をしていた・・・
「予定調和でない方が気持ちいいっていう感覚が
人間にはあるんだ」と。
先の見えるドラマは
確かにつまらないもの・・・な。
仕事はいつも予定外だらけで
悩まされ続けている、というのにね。