Episode No.2607(20061229):
原理
たまたまNHKの趣味講座で
風景スケッチの描き方をやっていた。
絵を描くのも好きだし、
何かを作っているところを見るのが
好きなので・・・つい見てしまった。
見たのは・・・
人物が入った風景スケッチ。
山下公園でのロケだ。
水彩画の場合、
色づけは薄い色から塗っていくのが基本
・・・ということは知っていたが、
人物が入った風景スケッチの場合には、
最初のスケッチで
遠くの人物から描いていくのがコツ
・・・だということは初めて知った。
一般的なスケッチは・・・
まず画面にある大きなものから描いて
次に細部を描くものだけど、
中に人物が入る場合、
手前の人物に気を取られて、
そこばかり描き進めてしまうと
全体のバランスが崩れてしまう。
最初に遠くの人物から描くというのは、
そんな意味もあるんだろうと思う。
こういうことって、
絵を描く場合に限らず、
仕事で新しい企画を進める場合にも
当てはまる考え方だよ、ね。
何かひとつ、
シッカリとした基本をマスターしていると
具体例は違えど
同じ原理で進められることが間々ある。
最初は狭く深く何かを理解しておけば、
後から広く浅くやっても何とかなるが・・・
広く浅くしかやっていないと、
結局は中途半端なまま
何もできなくなってしまう、ね。