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Episode No.746(20010116):組織と健康

病は気から・・・ヤル気も、もちろん本人の気持ち次第。
でも、それだけじゃあ・・・長続きは、なかなかできない。
やっぱり、健康じゃないとね。

と、いうワケで・・・
今から99年前の今日、1902年1月16日・・・イギリスで驚くべき発見があった。

人体にあるそれぞれの臓器は、当然それぞれの役割をはたすために活動を続けているが・・・
特定の臓器の活動に一定の変化をもたらす物質が体内には存在している。

「化学的伝令」をつかさどる物質・・・「ホルモン」の発見である。

発見したのは、生理学者のアーネスト・ヘンリー・スターリング博士。
「ホルモン」という命名は後に別な人によってつけられたモノらしいが・・・
ギリシャ語の「horman(刺激する)」という言葉が、その語源。

「モルモン」と言えば真っ先に思い出すのが「男性ホルモン」や「女性ホルモン」という言葉。
環境ホルモン」なんていう忌まわしいモノも話題になった。

まぁ、例によって私は聞きかじりの知識で話しているので・・・
「ホルモン」自体の詳しい説明は、とてもできないが・・・

そのかわり、こんな風に考えてしまった。
ボティがどうあれ、そこに伝令するホルモンがキチンとしてないとダメ。

体が男でも「女性ホルモン」が多いと、オカマになっちゃうし・・・
逆なら男女になっちゃう。

バランスが悪いと、せっかくのボディの力が充分に発揮できないどころか・・・
ホルモンは欲求不満となり行き場を失ってしまう。

これはまさに「組織」と「個人」の関係といっしょだよね。

そういう意味で言ったら・・・オカマのような組織の多いこと、多いこと。
別にオカマが悪いって言うワケじゃない。
それが「売り」ならいいんだけれど・・・
男らしさを「売り」にしたオカマだと、やっぱりチト気色悪い。

大きな組織に属していればなおのこと・・・
たとえ小さな組織だとしても・・・仕事はすべて集団作業。

自分がボディになれているのりか、それともホルモンとして活躍すべきなのか?
あるいは自分の組織にホルモン役はキチッといるのか?

ガウディじゃないけれど・・・
自然から学ぶといろんなコトが見えてきそうだね。


参考資料:「歴史の意外なネタ366日」中江克己=著 PHP文庫=刊