Episode No.675(20001025):音楽の時間
今日、10月25日は世界に名だたる芸術家が何人も生まれている。
1825年にウィーンで、この日に生まれたのは"ワルツの王"を言われるヨハン・シュトラウス。
「美しき碧きドナウ」をはじめ、168曲ものワルツを作曲したコトで知られている。
その13年後・・・
1838年にパリで生まれたのが、やはり作曲家のジョルジュ・ビゼー。
「アルルの女」や「カルメン」が有名だ。
さらに50年飛んで・・・
1881年にはスペインで画家のピカソが誕生している。
・・・が、ピカソについては去年の今日も書いているので、今日は音楽の話をしよう。
私は、どんなジャンルの音楽もよく聴く方だ。
逆を言えば、決まったお気に入りのアーチストは、とくにいないのかも知れない。
強いて言えば、広沢虎造だけど・・・ありゃ音楽とは言えないか。
音楽を聴く目的はハッキリしていて・・・
いわば「なりたい気分」になるために聴く・・・という感じ。
だから、ある時期に同じ曲を繰り返し、ひたすら聴く。
少し前までは、モーニング娘を・・・
次はクラッシック・アコーディオンの曲を・・・
今はジョン・レノン版の「スタンド・バイ・ミー」ばかり聴いていて・・・
月末からはパンク・ロックを聴く予定だ。
全部、書こうとしている作品に関係してるんだけどね。
この「雰囲気の盛り上げ方」は手塚治虫を真似たモノ・・・。
連載を何本を抱えていた全盛期の漫画の神様は、時代モノからSFまですべてを並行して描いていたが・・・
作品ごとに気分を切り替えるためにBGMを変えていた。
おもにクラッシックをかけていたが・・・
例えば、恋愛モノならワルツを、SFならホルストの「惑星」なんかを聴いて、ペンを走らせる。
とてもじゃないが私は、そんな風に何本もとはいかないが・・・
それでも出来不出来はともかく、イメージに合った曲を聴くコトで世界がふくらむような気はする。
メールやBBSへのカキコに「(^_^;」とか絵文字を入れただけで雰囲気が伝わりやすくなったりするけど・・・
ひょっとしたら、小説やシナリオにもそういう記号があっても、いいかも知れないな。
さて最後に・・・今日の内容とはあんまり関係ないけど、これからヒット曲を出しそうな人たちの話。
福岡出身の『うたいびと はね』というアコースチックの男2人組がいる。
実は私の昔からの友人が、彼らのマネージャーをしていて・・・
福岡ではかなりの人気で路上で3,000人も集めるライヴをしたとか。
知ってる人いるかな?
今、全国に売り出すべくプロモーション中。
すでにフォーライフ・レコードからCDも出ている。
NTV系 TV「おじゃマンボウ」エンディング・テーマも歌ってるらしい。
見本盤をもらって・・・聴いてみた。
私くらいの年齢からすると・・・時代が1周、いや1周半くらいまわったという感じ。
フォーライフ・レコードといえば吉田拓郎が社長をしていた時代しか知らないけど・・・
また、こういうメッセージ性のある、さわやかな曲がウケているようだ。
振り返ってみても・・・確かに。音楽にはよく助けられているな、人生。