Episode No.3856(20110101)
もう何も待たない I stopped waiting for it.
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毎年1月1日になると、
今年こそ○○しよう
…なんて思う、でしょ?

また、今年も思った?

その前に去年の1月1日は、
いったい何を考えていたか思い出してみよう。

こういう時、
毎日ホームページを更新してると、
10年日記みたいなもので、
あの時の自分とダイレクトな対話が可能。

今は1999年の元旦まで
さかのぼることができる。

さて去年は…
もっと勉強しようなんて書いてる。
…いつものことだな。

しかし、考えてみると去年は
比較的たくさん本は読んだし、
あらためて運動する習慣もできた。

数年越しで虫歯も完治できたし。

こういうベースがないと、
いくら新しいことをしようと思っても
…続かないということが、
ようやくわかってきた証拠だろう。

40代も後半も後半だから、ね。

もちろん十代でも何かはできると思う。
大人よりもっと自由な発想で…
だから天才は十代までしかいないと考えてる。

とくに十代後半の…
子供と大人の間での微妙なバランスが
時として優れた表現を生み出したりする。

やがて、サナギが蝶になるように
子供という殻が壊れて大人になる。

それからは…
世間の常識というやつに翻弄されながら、
どうにか自分の居場所を見つけ出す。

今度はその居場所が殻になってくる。

もともと自分や家族を守るために
強固な殻を作ることが目的だったはずなのだが
殻は殻に違いない。

そして、その殻は…
一時の快楽を求める愚かな行いか、
たとえ堅実でいても肉体が老化して、
これまで通りにいかなくなることによって
また壊されてゆく…。

老眼になったことを自覚する
40代半ばくらいから次第に、
そのことが実感されてくるようになってくるんじゃないか?

ただ、そのアンバランスさは
考えようによっては十代の頃とそれと似ていて
…さしずめ第二思春期の体をなしてくる。

つまり、表現をするには、
またいい頃合いがやってきた、わけだ。

今年は…もっと表現してみよう。

日々の雑文もいいが、
後世に残せる仕事をしてみたいと
無謀にも考えるようになってきた。

考えてるだけじゃ伝わらないから
…よし、はじめることにしよう!

何が出るかは…お楽しみ。

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