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Episode No.109(990101):1999

新年あけまして、おめでとうございます。

今年も残すところ、あと7〜8ヶ月となりました・・・?!

ついに来てしまった1999年。ノストラダムスの大予言が的中すれば、今年は秋から先の季節はないことになる。

正月早々、縁起でもない話だが、ついに大予言の真意が明らかにされる年になった。興味津々である。

確かに世界情勢を見渡せば、一発触発の危機はそこら中にある。
また、最近は大予言についてコンピュータの2000年問題が引き金になる・・・という説も出ているようだ。

ノストラダムスが活躍した16世紀半ばのフランスでは、占星術や予知能力は盲目的に信用され、ノストラダムス自身も国王シャルル9世お抱えの侍医となっていた。

医者としての顔も持つノストラダムスは、晩年、美顔料の開発に熱心で、彼が開発した美観料のキャッチフレーズは実に衝撃的。

「55歳の女性が使えば、12歳の少女に若返る」

もし、本当なら今でも爆発的に売れるだろうが、こんな表現は厚生省が黙ってはいないだろう。

このノストラダムス印の美顔料も実際に使ってみたら、若返るどころか肌がメチャクチャになる被害者が続出したという話。
そういう被害が出ることを予言できなかったノストラダムスって・・・?

やはり予言は、自分に都合のいいものだけ信じて、都合がわるい場合は、せいぜい気をつける・・・くらいにしておいた方がいいようだ。

ちなみに全国のおみくじを平均すると「凶」が出る確立は4本に1本。「大吉」が出る確立は、神社によってわりとまちまちで、5〜15%くらいらしい。

読み終わったおみくじを神社の木に結びつけるのは「凶」や「末吉」など結果がよくなかったものを奉納する意味なので、「大吉」「吉」「中吉」などは、家に持って帰るのが正しいそうだ。

そういうわけで・・・今年もよろしくお願いいたします。


参考資料:「有名人ウソのような本当の話」ユーモア人間倶楽部=編 青春出版社=刊
     「雑学系230の疑問」テリー伊藤=監修 成美堂出版=刊 ほか

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