Episode No.3619(20100401)
フェアプレイ

自動車メーカーの話で記憶に新しいのは、
やはり…トヨタリコール問題

詳しい話はよくわからないし、
ハイブリッドカーにも手は出ないけれど…
ニュースを見る限り、
トヨタの社長は
政治家より立派だったという印象がある。

しかし…
ここぞとばかりに責めてくる
アメリカの政治家たちも
票欲しさに
国民に変わって日本いじめをしていたり、
結局はどこかの資本に操られていたり…
決して日本を一方的に
ひいきするわけじゃないけれど
…そんな風にも見えてきちゃうんだよなぁ。

ジョージ・ルーカスがプロデュースをして
フランシス・コッポラが監督をした
タッカー」という映画がある。

何故かDVDにはなっていないんだけれど、
大好きな映画の1本だ。

時は第二次大戦の直後…
巨大自動車メーカーを相手に
夢のある車を作ろうと挑んだ
プレストン・タッカーという男の物語。

乗用車初のシートベルトや
割れても蜘蛛の巣状になって
怪我をしにくい安全ガラスなど、
今では当たり前の技術を
初めて搭載したタッカーの車は話題になったが、
恐れを感じた巨大資本に
半ば強引に法律によって潰されてしまう。

法廷でタッカーは…
「こうして巨大資本が技術でなく、力によって
 個人の夢を奪うことを当たり前にしてしまったら、
 やがて敗戦国から車を買うハメになりますよ」
…と訴えて失笑を買うが、
まさにその通りになってしまったよ、ね。

そのお返しに、
また技術力ではないところで
足を引っ張ろうとしているようなら
…今度はどんな目に遭ってしまうのだろう。

落とし穴を掘る暇があったら、
もっと先を走ることを考えないと、ね。


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