Episode No.2541(20061013):
プロジェクトNG〜失業者たち
先月からセミナー続き・・・。
つい先日は
最新のバーコード事情についての
セミナーを受けてきた。
そもそもバーコードが開発された背景は、
1970年代に欧米を中心に
大型スーパーが次々とできてきて、
レジ打ち人員が大量に必要になったことから。
キーボードで値札を入力していると
早い人と遅い人の差が激しい。
中には達人のような人も登場してくるけど、
高い能力を認めるということは、
高い賃金を支払う必要が出てくる
・・・ということにもつながってしまう。
そこで開発されたのが・・・
誰でも早く確実にレジ処理ができる
バーコードとPOSシステム。
その後のバーコードの普及具合は、
ちょっと身の回りを見渡せばひと目でわかる。
コンビニで公共料金の支払いが可能になったのも
バーコードが開発されたおかげ。
何せ、
これまでは銀行員が専門でやっていた仕事を
高校生のアルバイトでもできるように
しなければならなかったわけだから・・・。
21世紀という時代は・・・
ちょっとばかり難しい道具が使えるからと
・・・アグラをかいていられる時代ではない。
システムを操る側にでもならない限り、
仕事はどんどん
便利な世の中に奪われていきかねない。
つくづく思うのが
今こうして使っているパソコン。
素人も玄人も同じ道具を使うなんてことが、
いまだかつてあったろうか・・・?