Episode No.1155(20020508):胸をはって悩め

いつも交差する思い・・・

自分だって、みんなと同じ。
自分は、他の人たちとは違う。

この2つの矛盾した思いの中を
何だか行ったり来たり・・・
あるいは時と場合に応じて
使い分けているような気がする。

このところ・・・
例によって時間がないのを理由に
ろくすっぽ調べものもしないで
白紙のSimpleTextを開いてしまうことが多いんだけど
こういう時の文章は
苦し紛れで、第三者から見ると
とてもわかりづらいんじゃないかと思う反面、
すごく正直な自分が出ているような気もするな。

不思議なのは・・・
1年前、2年前の同じ時期に書いたものを見ても
同じようなことを感じている・・・ということ。

同じように仕事が忙しい時期だ、ということもあるだろう。
あるいは季節によって感じる何かなのか・・・
それとも、いわゆるバイオリズムというやつか。

もしも・・・同じことに悩んでいたとしたら
それは成長がない証拠だな。

確実に成長しているはずだとしたら・・・
何をやってもブチ当たる、
人間として生きる基本的な問題、なのかも知れない。

その時なりの答えを導き出して・・・また次へ進む。
進む気はなくても時が強引に流れてしまうから
進まないわけには行かない。

問題は・・・
その時なりの答えを
その時持つ、自分の最大の力で出せているかどうか、だな。

いつでも誰かに助けられている・・・
そういう気持ちは大切だけど
いつでも誰かに助けられないと次に進むことができない
それでは自分を無駄にしてる。

その誰かが、たとえ「」であっても。

「時」に追い越されたら・・・何をするのも億劫だ。
約束までに返せなかった借金にビクついて生きるようになっちゃう。

背中をまるめていたら・・・
逆転ホームランどころか、ヒットも打てない。
せめてもの送りバントさえ、見透かされてしまうもんな。

自分だって、みんなと同じ。
自分は、他の人たちとは違う。

いずれにしても・・・胸をはって言いたいものだ。


参考資料:下を向いてりゃアッパーカット・・・倒れていては踏みつけられる