Episode No.1026(20011208):フンばって自分をつかめ

去年の今頃、一昨年の今頃、そして一昨々年の今頃・・・
すでに、このホームページでは
3年前の今頃書いた内容が見られるようになっているワケだが・・・

それを振り返ってみると・・・
毎年同じ時期に同じようにコトに対して強く感じている自分に気づく。

仕事の忙しさの波が、それに影響しているような感じもするし・・・
季節のせいもあるような・・・
あるいは、これが自分のバイオリズムというものなのかも知れない。

自分の傾向をつかむことは
自分を動かすうえで重要だ。

仕事や人を動かすより何より・・・
自分を動かすのが何より大変な作業。

ヤル気にさえなればねできることでも・・・
ヤル気を起こせなければ永遠にできない。

そうこうしているうちに、時は容赦なく流れてしまい
やるつもりだったことは
やがて、やらなくてもいいことに置き換わってしまう。

それが・・・チャンス逃すことであり
自分を裏切ることになる。

知っていることは、できることとは違う。

「発見を妨げる最大の障害は、
 無知ではなく、知っているという錯覚である」
・・・ダニエル・J・ブアスティン

思いついたこともまた、成しえるまでその正体は
他人はおろか自分にさえも見えない。

見えない自分をつかむために・・・
昨日も今日も、そして明日も何やらバタバタ動いている。

仕事が飯を食うためだけのものであったとしたら・・・
もっとワリのいい仕事はあるはずだ。

一般的に人の嫌がる仕事や・・・
真っ向から自分を捨てないとできない仕事がね。

自分らしく生きたいと思ってしている今の生活から逃げるということは・・・
自分を辞める、ということにもなりかねない。

そんなこと・・・
生きてるうちには、できっこないんだ。

自分らしく生きる力とは・・・
自分を社会に認めさせる力だ。

自分らしく生きる力もないクセに
自分らしく生きたい・・・なんて格好つけるのは
ただの無い物ねだりだよ、な。


参考資料:「心を強くする名言」童門冬二=監修 成美文庫=刊