毎日ご紹介しているエピソードも今日でちょうど140回目となった。
最近は偉人のエピソードだけでなく、自分の話も織り交ぜたカタチになってしまってるので「何だ? ネタ切れか」と思われる方もいるかもしれない。
確かに忙しい時には"お茶を濁す"程度の話しかできないコトもあるが、まぁ先はまだまだ長いので何卒ご容赦を。
さて、偉人たちのエピソードを自分なりにまとめ直して書いていると、あらためてこんなコトに気づく。
どんな分野を極めた人でも最終的に人間の考えが行き着く先は同じ。
"人間哲学"というか"宇宙の法則"というか・・・。
例えば昨日ご紹介した"一休の遺言状"「なるようになる。心配するな」を喜劇王、チャールズ・チャップリンに言わせれば、こうなる。
「Time is great author. 時は偉大なる作家である。いつでも完璧な結末をつける」
これは、自作監督主演の名作"ライムライト"の中で老道化師の言葉として使われたもの。
常々思うのは、法律がいくら"平等"を唱えても、生まれた家の経済状況も違えば、同じ家に生まれたとしても、生まれた順番によって課せられた使命は異なってくる。
老若男女問わず"平等"と言えるのは"1日が24時間しかない"ことくらいだろう。
本を読み、先人の知恵を借りることは、とても大切なこと。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのは「わかっていること」と「できること」は違う・・・ということ。
ここから、ちょっと飛んで、あの棒につかまって向こう側で降りればいい・・・とわかっていても素人がいきなり空中ブランコなどできるものではない。
「知ってること」を「できること」と勘違いすると思わぬケガをしかねないのでご注意を・・・!
そういえば、ゲーテの格言にこんなのがあったな。
「人間の行動には2つのパターンがある。できないけど、したい。できるけど、したくない」