Episode No.868(20010607):楽園は、そこにある

その男が、この世に生を受けたのは・・・
今から153年前の今日、1848年5月7日。

生まれはオシャレの発信地パリ
しかし、男の求めるモノはそこにはなかった。

水夫から水兵へ。
そして、株の仲買人などの職業を経て
35歳にして脱サラして就いた職業は・・・画家。

その男・・・ゴーギャンは、その後43歳で生まれ故郷を捨て
失われた楽園を求めてタヒチに渡った。

「われわれは、どこから来たのか。
 われわれは何か。
 われわれは、何処へ行くのか」

1897年、49歳の時に描かれた大作には、こんなタイトルがつけられている。

陽水の『夢の中へ』じゃないけれど・・・
時々「さがし物は何ですか?」って自分に問いかけたくなっちゃうコト、あるよね?

こんなハズじゃなかったのに・・・
という思いは、わりとハッキリするモンだけど、
じゃあ「どんなつもりだったのか?」と言えば・・・明確には説明できない。

少なくとも、努力して不幸になりたいと思う人はいないだろうから・・・
幸福に近づきたいと、誰もが願っているんだろう。

ただし、幸福の価値観は千差万別。

他人はわかってくれない・・・と感じるコトも多いけど
本当は自分の中でだって、コロコロ変わっているモンだから
なかなか一貫性を持った説明などつかない。

説明できないモノをわかってくれなんて言うのは・・・つまり自分勝手。

幸福になる確実な道が、実はひとつだけある。
それは・・・他人を喜ばせるコトだ。

赤ん坊をあやして、ニコッとされると、つい嬉しくなっちゃう。
すべては、それと同じコトなんじゃないかな。

自分を活かす方法を知りたければ・・・
とことん他人のために何かしてみる。

そうすれば自分が本当にできるコトもわかるし・・・
自分の価値も客観的に判断つくと思う。

何だか坊さんか牧師の説教みたいなコト書いちゃったけど・・・
私は、あくまで「自分教」。
大切なコトは・・・みんなに教わっているけれど、ね。


参考資料:「今日は何の日」PHP研究所=刊