Episode No.840(20010505):スパッとやろう!

何をやっても・・・やり遂げるには
最後は気力と体力だな、と思う。

一時期、相撲界をひとりで背負っていた当時の千代の富士が・・・
自分が引退に追い込んだ、貴の花の息子に負けて引退表明した時も

「体力の限界、気力もなくなり・・・」
・・・と涙ながらに語っていたのは印象的だ。

どこを自分の「限界」と思うかで・・・その人の大きさが決まっちゃう。
本人は限界と思わなくても、できてなきゃ限界なのといっしょだけどね。

最後は人間が決めるんじゃなくて、時間が決めるんだとも思うな。

その時間内にどれくらいのコトができるのか・・・
だからスピードは大切。
結局、生きてるうちに何ができるかってコトになるからね。

間に合わないモノをいくらやっても・・・しょせん自己満足だし。
こだわりと言えば聞こえはいいけど、
どうせなら誰かの役に立つこだわりじゃないとね・・・
ともすると迷惑がられてしまうのがオチ。

こだわりたかったら・・・まず、やるコトやんないと
逃げてると思われるのも悔しいしね。

決めたコトはスパッとやる。
やるかやらないか迷ってる時間は無駄だ。

やると決めたら絶対やるし・・・
やんないならダラダラとやる気のあるフリはしない。

こんなハズじゃなかったのに・・・って思うのはイヤだしね。

「誰でも考えていることは同じ。
 考えたことを実際にどこまでやるかだ」

・・・という豊田英二言葉に支えられて・・・今日も頑張ってみるか。

ああ、子供の日だな。
五月人形、どこに埋まっちゃったっけ?

スパッと片づけられれば・・・いいんだけど、ね。
思い切ってスパッと捨てないと・・・無理だな、こりゃ。


参考資料:「豊田英二語録」豊田英二研究会=編 小学館文庫=刊