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Episode No.756(20010127):カッコよく生きたい

昨日のトップで紹介した中国から来た友人も・・・
かなり「カッコいい」生き方してると思う。

「カッコつけた」奴は、そこらにたくさんいるけど・・・
本当に「カッコいい」奴は、そういるモンじゃない。

私が考える「カッコよさ」は・・・
人の見ていないところで頑張って、人前に「成果」だけを見せつけるような奴。

そうなると一番わかりやすいのは・・・やっぱりスポーツ選手かな。
メダリストたちはもちろんだけど・・・
最近では大リーグに行ったイチローとか。

イチローがアメリカに旅立ったっていう特集は、あっちこっちの局で見かけた。
どこが本当の「初」なのかはハッキリしないけど・・・
初公開のトレーニング・ルームの様子なんか、スゴかったよね。

こんな場所で、ひとり黙々とやっていたのか・・・
そう考えると軽々しく「天才」なんて呼ぶ気はなくなってしまう。

本当の「成果」を出すためには・・・
人知れずやるコトが絶対必要だと思う。

みんなが知ってるコトしかやってなかったら・・・
みんなも同じようにやるだろうから、人一倍の「成果」にはつながりっこない。

「カッコつけた」奴や「カッコつけたい」奴は、見られるコトで満足してるから・・・
人前でしか努力しない・・・と言うか、努力してるフリをしない。
だから本当の「カッコよさ」はモノにできない。

無理矢理隠す必要もないかも知れないけれど・・・
口にしてしまうと、もうやったつもりになって安心してしまうようなコトもあるでしょ?!

「努力」という説明が必要な時は・・・まだ「成果」をモノにしていない証拠。

「そんなにカッコつけて生きる必要はないよ。
 自分なりにやっていければ、それでいいさ・・・」

なんて言う人も多いけど・・・
私に言わせれば、それが一番の「カッコつけ」!

自分ひとりで生きているんたらともかく・・・
そんなコトは絶対にあり得ないんだから・・・

友達や会社の同僚、あるいは彼女や女房、それから子供に・・・
「こう見られたい」っていのは少なからずあるはずだ。

カッコつけるな、カッコよくなれ!

「カッコつけた」自分にだまされてくれる相手なんて・・・たいした相手じゃないよ。


参考資料:「20世紀名言集〜大経営者篇」A級大企業研究会=編 情報センター出版局=刊