Episode No.753(20010124):どんな肩書きで死にたい?
今日は久々に「本日ネタ」で・・・
今から225年前・・・1776年の今日1月24日、ドイツで作家ホフマンが生まれた。
このホフマン、またの名を「7つの顔を持つ」作家。
おもに怪奇小説家として知られたが・・・
小説家としてだけではなく、評論家、脚本家としても有名。
まぁ、このあたりまでは「モノ書き」つながりでわからないコトはないが・・・
ほかにも音楽教師や指揮者としても活躍し、さらに画家までやっていた。
しかも・・・もともとの本業は、司法官。
ついこの間「インターネットお友達」つながりで買った『週刊宝石』に・・・
NECの西垣浩司社長の記事が出てた。
ミダシはズバリ・・・
「一生に2〜3回、会社を変わる。それが21世紀のスタンダードです」
思えば私の場合・・・もうすでに今の会社は3社目だ。
かつては会社の一員になるコトが社会の一員になるコトだと思って、そのまま一生過ごせたが・・・
もう、そんな時代じゃない。
功績もリスクも個人が受け止める時代になった・・・ってコトだね。
何せ、こんな個人のつぶやきを・・・世界中の人が見られる時代だからね。
あたえられた目標に向かって自分の時間を切り売りしているだけじゃあ・・・
もう、たいした出世は見込めなくなった。
さて・・・どうする?
ホフマンが生まれてから72年後の1848年1月24日。
アメリカは、カリフォルニアのコロマという村でのコト。
製材所で働いていた名もないスコットランド人が、水路を掘っていると・・・何やら光るモノを発見した。
これがゴールドラッシュのはじまりだ。
以後10年間で、この地からは当時の相場で5億8,000万ドルもの金が採掘された。
こういう人生の変わり方も・・・いいのか悪いのか・・・?
NEC社長の記事が出ていた同じ『週刊宝石』には、シドニーで活躍した選手の講演の記事もあった。
ミダシはズバリ・・・「勝つために何をしたか」
メダリストたちの話は、どれも説得力で満ちあふれていたが・・・
中でもわかりやすかったのが、ヤワラちゃんが信じたアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉。
「世界一の努力をした者が世界一になれるのだ。
二番の者は二番の努力しかしていないから二番なのだ」
個人の時代・・・道はハッキリしている。
あとは本人の覚悟だけ。