愛と仕事を考える(5)
愛という仕事
One week to think about love and work.
愛と仕事を並列で考えた理由は、
愛と仕事にいくつもの共通点が見い出せるからだ。
愛も仕事も
他人のために尽くすことで成り立つ
…そのことを、まず肝に銘じなければならない。
たとえそれが、
天才的な偉業であっても…。
たった一度きりのことだとしたら、
万人の信頼を得ることはできまい。
むしろ、
偉業であればあるほど、
その次も期待値は高まるから、
普通にやっただけでは
マイナスイメージとなり、
かえって信頼を失いかねない結果となる。
愛も仕事も、
信頼を勝ち取るために必要なのは、
その凄さや大きさではなく、
…継続なのだ。
そもそも、
仕事の凄さや、愛の大きさなど、
客観的に証明できるものではない。
しかし、
どれくらい続いたのかは、
誰の目にもはっきりとわかる。
サプライズで
抱えきれないほどの花束を
プレゼントされるのは
確かに嬉しいだろうけど…。
毎日、一輪の花を
手向けてくれる人と比べたら、
まるで
何かの穴埋めをされているようで、
かえって落ち着かないかもしれない。
少なくとも…
毎日、一輪の花を
手向けてくれる相手は
…安心感を与えてくれる。
抱えきれないほどの花束をくれる相手は
恋人としてはふさわしいかもしれないが、
結婚する相手を選ぶのなら、
毎日、一輪の花を手向けてくれる人
…の方が間違いはない。
【続きはこちら 】
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01愛の膿
02愛は鞭
03成長の糧
04恋は趣味
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