愛と仕事を考える(2)
愛は鞭
One week to think about love and work.
愛と仕事を並列で考えた理由は、
愛と仕事にいくつもの共通点が見い出せるからだ。
愛も仕事も
他人のために尽くすことで成り立つ
…そのことを、まず肝に銘じなければならない。
“愛されたい”という言い回しは、
さすがにストーレート過ぎて気恥ずかしい。
そこで
“癒されたい”などと言ってみたりする。
本来、“和む”程度の場面をもって、
裏願望を込めて“癒される”などと口にする。
そんなボキャブラリーだから、
愛を“癒し”と勘違いしてしまうんだ。
愛は“癒し”どころか“試練”だよ。
毎日、
どこかで誰かが死んだ
…というニュースを見聞きする。
大変だな、と思う程度で受け流せるのは、
亡くなった人を愛していないから。
たとえ赤の他人であっても、
子供を持つ身になると、
子供の事故に胸が詰まる思いがしてくるものだが、
それは当然、
自分の子供と重ね合わせるから。
それほど大げさなことでなくても…
片思いの相手が、別の異性と仲良くしてたら、
胸が張り裂けそうになってしまうだろう?!
好きでなきゃ、何とも思わないのにさ。
愛さえなければ、
傷つくこともないんだよ。
そうした愛の本質をまず身体に刻まなければ
…愛の力を使いこなすことはできまい。
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01愛の膿
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