愛と仕事を考える(１)
愛の膿
One week to think about love and work.

愛と仕事を並列で考えた理由は、
愛と仕事にいくつもの共通点が見い出せるからだ。

愛も仕事も
他人のために尽くすことで成り立つ
…そのことを、まず肝に銘じなければならない。

自分のため…を第一に考えていたら、
成り立ちようはなく、
愛している“つもり”で、
愛されたい、だけ。
仕事してる“つもり”で、
食わせてもらっている、だけなのだ。

さて、
愛は何よりも大切なもの
…と
少女漫画のような目をして言う者の中には、
愛=癒されることだと、
大きな勘違いをしている者が多い。

そもそも“癒し”って何だ？

言葉というのは案外、
意味を考えずに使われている場合が多い。

みんながそう言ってるから、たぶんそんな感じ。
…という具合で。

多くの人が“癒し”という言葉使う場面は、
たいてい、“和む”という表現が適当な場面。

そもそも、“癒し”が必要なほど、
傷つく何かがあったのか…？

抵抗力のない者が、
傷つきやするのは理解できる。
…が、
擦り傷程度で、いちいち
“癒し”
“癒し”
言うな、って。

ナメときゃ治る程度の傷に
過剰な薬と絆創膏を貼りつけるから
…傷口が膿んじまうんだよ。

【続きはこちら】