貴方がAという歌手のファンだとして…
CDショップに行ったら、
AじゃなくてBのCDが、
AのCDの半額で売られていたとしても
…じゃあ安いBの方を買おうとは思わないよね?
ファン…っていうのは、
そういうありがたいものなんだよね。
プロ野球だってそうでしょ?
強いから好きかといえばそうじゃない。
弱くたって愛してるファンは大勢いる。
これはお店や企業においても同じことだと、
先日SNS関連セミナーで聴いた。
これまでのような
エサを撒くタイプの広告宣伝活動だと、
例えば或るスーパーで
大根100円のチラシを撒いて人を集めようとしても、
隣のスーパーが大根90円のチラシを撒けば
…客はあっさり隣に移ってしまう。
しかし、もし客がその特定のスーパーのファンで、
そのスーパーから買いたいと望んでいたなら…
少しくらい高くたって、いつものスーパーに行くだろう。
たとえ見た目に売ってるものは一緒だとしても、
店員の接客がいいとか…。
産地での栽培過程を丁寧に説明してるとか…。
材料の近くに料理のレシピが紹介されているとか…。
ファンをつかむための工夫や努力で差別化はできる。
そして何より、
そうした差別化につながる情報が
広く配信されているかどうか…がポイント。
努力というのは、
ともすると独りよがりになりがちな面もある。
それを広く伝えることによって、
共感の和が広がれば正しい努力だろうし、
そうでなければ頑張る方向を考え直す必要がある。
この共感の和…が、
Twitterでいうリツイートであり、
Facebookでいう「いいね!」なんだよな。
ファンは自分の居場所を支えてくれる応援団。
一個人だって…
ファンを持たないと生きている甲斐もない
…というか、独りよがりじゃつまんないっ!