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Episode No.440(000124):ファンを持とう!

先日、コミックストーリー作家の剣名 舞先生が、当BBSへ書き込みをしてくださった。

テレビドラマ化もされた「ザ・シェフ」や「女医レイカ」の生みの親で売れっ子のプロ作家の方が直接アクセスしてくれた・・・とは何とも嬉しい話。

きっかけは、私が現在研究中のメールマガジンをいろいろ調べていく中で、剣名先生が創刊されるメルマガ
「ドラマ de 印税生活」専用のBBSへ書き込みをしたのが最初。
その日のうちに今度は先生の方から当BBSへ書き込みがあった・・・というワケ。

普段は印刷された活字の上でしかお目にかかることはない方と、こんなにもスピーディにコミョニケーションがはかれるとは・・・まさに、インターネット・マジック。

だけど何よりも、すぐにアクセスを返してくれた先生のお人柄に感動した。

幼い頃から漫画好きだった私は小学生くらいになるとお気に入りの漫画家へ毎年、年賀状を送っていた。
相手先はその時によっていろいろあったかも知れないが、強烈に印象に残っているのは漫画の神様、
手塚治虫とギャグの神様、赤塚不二夫だ。

なぜ、このお二方の印象が強いのかと言えば・・・必ず毎年、返事をくれたのだ。

とくに手塚先生の場合には必ず直筆のサインが入っていた。
時には「遅くなりました」などと一筆添えて。

「そりゃあ、きっとアシスタントが書いたんだろう?」・・・なんて疑う気も起きない。
ここまで、してくれるのなら、何がどうあろうとファンにとって、それは本物だ。

私の友人で手塚先生にファンレターを送った者もいたが・・・やっぱり返事は来た。
ブラックジャックが好き・・・と書いたら、ブラックジャックのイラスト入りの返事だった。

欽ちゃんこと、萩本欽一はサインのお願いを断ったコトがない。
そんな話をどこかで読んで、昔、往復はがきでサインをお願いしたことがある。
返事は・・・間違いなく来た。

サッカーの中田が地元のファンのサイン会をすっぽかして帰った・・・なんてニュースがあったけど。
プロは絶対にファンの夢をこわしちゃいけないモンだと思う。
どんな世界でもファンに夢を抱かせ、期待に応えるのがプロの役目。

たとえ芸能やスポーツ、作家などの世界じゃなくても、期待に応えられない仕事は決して成立しない。
仮に一度は成立しても絶対続かない。

私はプロの作家でも有名人でもないけれど・・・。
このサイトを通していただいたメールには必ず返事を書くことにしている。
それほど多いワケでもないけどね・・・。

でも最近は仕事上のメールより多いコトもしばしば・・・あるな。
時にはそれが
激しい討論会におよぶコトになったりして・・・。

どんな世界にいてもまず最初に問われるのは・・・。
人間同士としてのつきあいがチャンとできるかどうか・・・っていうコトじゃないかな?


参考資料:実体験・・・!!

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