Episode No.3777(20101001):
安く贅沢気分が味わえる温泉レポート-5 本格的な秋の行楽シーズンを迎え、 赤沢日帰り温泉館 [下] 「赤沢日帰り温泉館」は入館料が「高原の湯」のおよそ倍なので、一度着替えて休憩し、二度風呂に入ることで元を取ろうと思った。 ただ、ここの休憩所はあまりいいだけない。休憩所に関しては「高原の湯」の方がいいな。例によって畳敷きの部屋があるのはいいのだが、決して広くないのと混んでいるので、休憩所というより避難所という感じがしてしまう。 仕方なく1階の土産物売り場あたりをブラブラしてた。 1階にあるレストランは奥行きもあって広そうだ。しかし、そこも満席。入る気はなかったけど。このあたりはほかに食べ物屋はないから、もしここで食事をしようとすればここに入るか…もしくは温泉郷に新しくできたらしい居酒屋に行くしかないな。写真を見る限り、ちょっと小じゃれた居酒屋で行ってみたい気もするが、一人で車で来ているので行けない。 すっかり日が暮れてから風呂に入り直すと、露天風呂は暗闇に浮かぶ池のような案配で見えるのは月だけ。 それでも露天は人気があるので人はたいていそっちに集まってる。 一度1階に降りた時に見たパンフレットによると、4階の女湯の方にはうたせ湯もあるようだ。案内板の男湯と女湯のプレートは差し替えできるような仕組みになっていたが、月ごととかで変わるのだろうか?それともやはりDHCのメインの大切なお客様は女性だから、いい設備は女性優先なんだろうか? 少なくとも「赤沢日帰り温泉館」は女性の人気が高いようで、女同士やカップルの姿が目立つ。「高原の湯」は私のようなおじさん1人というのも珍しくはなかったけど、ね。 それでもカップルを横目に元をとるため3時間以上いたおかげで帰りは渋滞がすっかり解消していた。 伊豆高原あたりは、夜8時を過ぎると開いてる店は滅多にない。せいぜいガストとコンビニくらい。 で、また晩飯はコンビニで買うはめになってしまうが、コンビニにしては、わりと生のつまみが充実しているところも多いので、酒呑みにとって不自由はない。 × × × 伊豆高原の話の最後に地元の人に教えてもらった洋菓子の店を紹介しよう。 ここのシュークリームは見た目は普通だけど、持った瞬間に違いがわかる。クリームが空間なく詰まっていてズッシリ重いのだ。 伊豆高原のヤオハンの並びのビルの1階にある小さな洋菓子屋の名前は「やまも」。まず知らなければ通り過ぎてしまうような感じだけれど、いつ行っても客が待ってる。 おじさんが1人で作ってるようなので、1個140円の絶品シュークリームは運がよくないと買えないのが難点ではあるが、それだけに買えた時の喜びは大きい。 持ち帰りには保冷剤を入れてくれるが、ケーキの紙箱なので、そのままだとせいぜいもって1時間くらい。首都圏まで持ち帰るにはクーラーバッグの準備が必要だ。最も車で帰るのなら、渋滞中に十分食う時間はある。 【このシリーズ…一応、終わり/番外編へ】 ■このシリーズのバックナンバー Copyright 1998-2010 digitake.com. All Rights Reserved. |