ひょんなことから
現役バリバリの刑事さんと話し込む。
担当は窃盗・・・。
犯人のほとんどは常習犯だという。
更正してほしいのは山々・・・だが、
残念ながら
繰り返し犯罪を犯す者がほとんどらしい。
したがって、
市民の平和を守るための
現実的な対応としては・・・
捕らえた犯人を
できるだけ刑務所に長く留置して、
社会から切り離すしかない
・・・と本音を語る。
どんな常習犯も
生まれたときから犯罪者ではない。
結果的に犯罪を繰り返す人は、
善良な市民といったい何が違うのか?
多くは家庭の事情などで
帰る場所がないという
自暴自棄の思いが犯罪者にはあるという。
だけど・・・
環境というのは
与えられるものだけではないから、ね。
犯罪を繰り返すのは
・・・やっぱり人間的な弱さと甘え。
家庭の事情やら何やら・・・
そうした理由があることが、かえって
自分が悪事をすることを正当化してしまってる。
本当は・・・自分次第なのに。
言い訳ほど悪い癖はない。
そういう言い訳をする者は、
犯罪者と付き合うことに慣れた
刑事さんたちに
いとも簡単に見透かされ・・・
より長く刑務所で暮らすハメとなる。
そもそも・・・
育った環境が悪くて悪人ができるなら、
戦国時代や戦時中に育った人は
・・・みんな犯罪者になっちゃうじゃないか?!