ぐったりしながら帰宅して、
一杯やりながら晩飯を食い、
テレビをつけると野球ばかりやってるので、
DVDの棚をあさった。
なんと、まだ
パッケージも開けてないものがあった。
・・・ボケてんなぁ・・・
最も買っただけで安心してしまい、
結局、読んでもいない本は
山のようにあるけれど・・・
そういう本に限って、
後々BOOK OFFで
安く売られているのを見つけて
悔しい思いをするもんだ。
やっぱり・・・思い立ったが吉日で、
買ったら読む。読んでから次を買わないと。
・・・で、発掘したのは
「チャーリー・チャップリン〜マイ・トリビュート」
・・・というドキュメンタリー作品。
監督、脚本をしているのは
チャップリンの息子、ユージン・チャップリン。
案内役はその娘・・・
つまりチャップリンの孫、キエラ・チャップリン。
チャップリンを描いたドキュメンタリー作品は多いが、
この作品は他のものと大きな違いがある。
チャップリン家のホーム・ムービーが満載なのだ。
そういう点では、ズルい作品。
しかしスイスで晩年を過ごすチャップリンの顔は、
どれをとってもすごく嬉しそうだ。
想像を絶する苦労も・・・
心を許せる家族や友と過ごすことで、
何もかも昇華されてしまった、という感じ。
いかなる苦労をしたとしても・・・
ああ、この時のために生きてきたんだな
・・・と思える一瞬が、
途中で投げ出さず、
不用意に結論を急がなければ、きっと来る。