ゲーテの「ファウスト」を読む。
・・・漫画版でだけど。
おそらく、あらすじくらいしか
伝わらないかもしれないけど・・・
それにしても深いな、この話は。
およそ、すべての学業を修め、
あらゆる知識を習得した主人公ファウストは、
そのために
まともな恋愛ひとつできなかったことを嘆き
・・・虚しさが高じて自決をはかる。
そこへ現れたの悪魔メフィスト。
ファウストの魂と引き替えに、
ファウストを若返らせ、
別の世界に導いてゆく・・・。
若きファウストは
或る少女と恋に落ちるが
・・・そこには大きな悲劇が待ち受けていた。
私が読んだ漫画版は、
缶チューハイと一緒にコンビニで買ったもので、
漫画家の名前すら出ていないんだけど・・・
確か「ファウスト」は、
手塚治虫も、はるか昔に漫画化していたと思う。
そして遺作は「ネオ・ファウスト」
・・・じゃなかったっけ?
ちょっとネットを調べてみたら・・・
全部で3回「ファウスト」を漫画化しているらしい。
うち1作は時代劇版で。
漫画の神様さえ魅了する哲学・・・!
悪魔を味方につけて
自分の理想とする世界を実現しようとして
・・・最後は人間の無力さと、
同時に無限の可能性を感じさせる。
このテイストは・・・そうだ!
死に神を味方につける「デスノート」だ。
新しいものを模索しようと思ったら
・・・もっと古典を勉強しないとな。