Episode No.1413(20030305)
一流への挑戦

たとえそれが人真似でも・・・
実際に自分でやってみると
おいそれとは出来ないことに気づかされる。

そこからはじめて
自分の力に気づかされ・・・
ひいてはどうすれば
“自分なり”に出来るのか考えるようになる。

「まず強い目標を立てる。
 それを達成するために
 あらゆる技術を動員する。
 “できそうだったらやってみよう”というのとは
 大きな違いがある」・・・井深 大

どうせ模倣からはじめるのなら
一流のモノを真似てみる。

二流、三流の
すぐにでもできそうなことばかり
なぞっていたのでは・・・まったく成長がない。

成長とは・・・
できなかったことをできるようにすることで、
できそうなことばかりやっている
そんな“自分なり”では
単に“自分なり”に楽をしているだけの話。

“自分なり”にやっているだけで
成功がつかめるなら
もう、とっくに成功をつかんでいるはずで、
今の自分や、周囲の環境、
あるには所得に満足していないとしたら・・・
今ある“自分なり”は
屁の役にも立っていないということじゃないか?!

無理をしないで力をつけることなどできはしない。

どんな無理をすれば自分が変わるのか・・・
それは自分が一流だと思うことを
真似てみればよくわかる。


参考資料:「井深大語録」井深大研究会=編 小学館文庫=刊