Episode No.1296(20021019):馬子にも衣装

車内に鳴り響いている曲によって
運転の仕方が変わる、
なんてことを昨日書いたけど・・・

結局、音楽とか映画とか
あるには、その洋服なんかは・・・
その日に演じなければならない役割を
シッカリ演じきるために
自分の気分を高める小道具なんだよね。

小道具を選ぶためにも・・・
キチンと役割を把握することは重要だ。

山登りをしようとするのに
ハイキングみたいな格好をして行ったら
頂上にだとり着けないのは当たり前。

昔の知り合いに・・・
「自分はコピーライターだから
 客先に行く時もネクタイなんてしない」
なんて豪語していた人がいたけど
仕事にこだわる気持ちがあれば
時には相手に合わせて
無難にこなすことも必要だと思ったな。

自分にこだわる
・・・と言えば聞こえはいいが
こだわるだけの自分なんてあるのか?
と聞かれれば明快な答えは出せないだろうし・・・
相手にとっての自分は
行動がすべてであって
それ以外は伝わりようもない。

奇抜な格好をしている人間の発想が
奇抜だとも、とても思えないしね。

そういう演出はあってもいいと思うけど・・・
小手先の演出は、しょせん付け焼き刃。

今の自分に騙されてくれる人ばかりを相手にしていたら
何だかちっちゃくなっちゃうもんな。

時にはバリッとしたスーツでも着て・・・
いい意味で自分を騙すことも必要かもよ。


参考資料:コナカの総本店は、うちの近所