Episode No.1102(20020307):仕事は想像力

私の周囲には、私以上に忙しい人が大勢いる。

私が忙しく仕事をできるのも・・・
実は、そういう人たちがいてくれるおかげだ。

一方・・・
どう見ても、忙しいというより
忙しぶっている・・・
あるいは、本人に忙しぶるつもりはなくても
そうとしか見えない動きをする人たちも少なくない。

私が忙しく仕事をする必要があるのも・・・
実は、そういう人たちがいてくれるおかげだ。

忙しい人には、それをこなす能力があるから
さらに仕事が集まって・・・さらに忙しくなる。

対して、忙しぶっている人たちの仕事ぶりは・・・
何とも効率が悪い。

ピシャッと一度で連絡すればいいものを
いいかげんな連絡で済ませてしまうものだから
同じ内容について、二度三度連絡を取り合わなければならず
それだけで余計な時間がかかる。

こなす能力のある人は・・・
仕事が多くて忙しいわけだが
無駄な動きの多い人は、
内容にかかわらず勝手に自分を忙しくしてしまってる。
で・・・
はたから見ると、忙しぶっているようにしか映らない。

どんなに、簡単な仕事でも・・・
正確にこなさなければ時間がかかる。
何にでも時間をかけてしまったら、忙しくなってしまうのは当然だ。

一度で済むか済まないか・・・
半分は想像力の問題なんだと思う。

つまり・・・
ひとつの連絡を相手にするとしても
次は何を聞かれるか、ということは
自分を相手に置き換えれば、容易に想像できるはず。

とりあえず言われた返事だけすればいい・・・
そう思って仕事をこなしたつもりでいても
それは・・・こなしたことにはならないと思うな。

かゆいところに手が届くのが、プロの仕事

時給感覚で仕事をしているうちは・・・
できる限り楽をして時間を稼ぎたいものだが
それじゃあ、いつまでたってもアルバイト。
たとえ1日フルに働いたって・・・
絶対に24時間以上は働けない。

楽しい回り道をするためには・・・
つまらないところで
グルグル回っているわけにはいかないな。


参考資料:あの人、この人