今週の最初に、これからパソコンをはじめたいという知人の話を載せた。
初めてパソコンを買う人が迷う内容として、メモリ、ハードディスク、そして処理能力は、いったいどれくらいのものを選べばいいのか・・・ということがある。
もちろんメモリやハードティスクは大きいに越したことはないし、スピードは早い方がいいに決まっているが予算の関係もあるし、ちょっとパソコンを知ってる人に「メモリは、あらかじめ増設しといた方がいいよ」なんて言われると、じゃあどれくらいにしておけば適当なのか・・・、そもそもメモリとハードティスクは、どう違うのかがよくわからない・・・という感じだ。
すでにインターネット接続をして、このホームページをごらんになっている方々には必要のない説明だが、私はこのようなビギナーからの質問を受けると決まって、こう答えることにしている。
メモリは作業をする机の大きさで、ハードディスクは道具や書類を入れておくためのキャビネット。
処理スピードは命令したことを早く済ませるための能力であることは当然だが、机とキャビネットとの距離を縮める役割もある。
どんな入門書にも書いてありそうなことではあるが、わからない人に対しては、わかるものに置き換えて説明してあげることが一番だと思う。
また、ある程度本当にわかっているものであれば、どんなことでも身近なものに置き換えて話すことができるはずだ。
逆に人間をパソコンに例えてみると、その人の能力がいったいどれくらいのメモリ、ハードティスク、そしてスピードを持っているのかが見えてくるような気がする。
ある人は、メモリは大きく、ハードディスクもそこそこだが、適切なソフトがインストールされていないために、いつもヒマだ。
また、ある人は、とにかくハードディスクがいっぱいでメモリも少ない。
次々と机に乗せられる仕事をかたっぱしからかたづけなければならないが、そういう旧型機にスピードがあるはずもなく、仕事の書類はどんどん机からこぼれていってしまう・・・最後はフリーズ状態。
仕事をこなしていくためには、自分の弱点を知ることも重要。
メモリは充分か? ハードディスクに余裕はあるか? スピードは大丈夫か?
とりあえず私は、ディスクの最適化をしたいところ・・・だ。