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20110821

でじたけ流 教育論576

でじたけ流教育論 digitake.com


ここ2週ばかり、
日曜日は外泊中だったため「日曜美術館」を見過ごしていた。

先週は秘密基地にいたが、
秘密基地は地デジ対策をしていないので、
DVDしか見ることができない。
だけどその分、食事中の会話がはずむ
…とカミさんの機嫌は悪くない。

部活のためにしばらく秘密基地に行っていなかった娘も、
部活が引退となり、ほぼ一年ぶりの伊豆行きとなった。

バトミントンのほかは、
絵を描くことが好きな明らかに私似の娘が、
今度、伊豆に行った時に行きたいと言っていたのが、
一碧湖のすぐ近くにある「池田20世紀美術館」

秘密基地の向かいに住む
従兄弟同然の子供たちと遊びたい次男と、
ここに来ても掃除に追われるカミさんを残して、
娘と2人で美術館へ出かけた。リアル日曜美術館だ。

修学旅行で、どこぞの美術館に立ち寄った時に
見るのが遅くて危うく置いてけぼりになりそうになった
…という娘は、とにかく一枚の絵を見るのに時間をかける。

そう…5〜10分はかけてるんじゃないかな。
で、また戻って見たりして。

ただ見るなら一瞬でいいんだけれど、
描くつもりになって見ると確かに時間はかかるんだよな。

どうやって描いたんだろう?とか、
どこから描いたんだろう?とか
考えながらジックリ見てると時を忘れる。

ちなみに私も「こち亀」を読む時には、
描くつもりになって読むので、
コミックス一冊読むのに半月近くかかることも…。

娘は自由研究で
この美術館のレポートを出すことを思いついたらしく、
メモをとりながらゆっくり進む。

途中、我ら親子を何組かの客が通り過ぎて行った。
基本的に客が少ないので、
ほぼ貸し切り状態で干渉できるのも、この美術館のいいところ。

せっかくなので、
いつも日曜美術館を見ながらしているらくがき
リアルな絵を見ながらしてみた。

娘は、企画展の「日影 眩」のイラストに興味をひかれたようだ。

親子共通の趣味があってよかったけれど…、
将来、娘がデートで美術館に行くようなことがあったら、
よほど忍耐強い相手じゃないと付き合いきれんぞ。

おまけに独りの世界に入り込んじゃうし。

面白い作品に出会えれば出会えるほど、
すぐに自分でも何か描きたくなって
…早く帰りたくなっちゃうし、ね。

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