Presented by digitake.com   

 

Episode No.688(20001109):風邪薬・・・捨てた

昨日の早朝・・・テレビをニュースを見終わると同時に、うちにあった風邪薬を2種類捨てた。

塩酸フェニルプロパノールアミン、通称PPAの副作用問題についてのニュースを見た人も多いと思う。
風邪薬に入っているこの成分に、脳出血を起こす副作用問題が持ち上がった。

アメリカでは早速、店頭からPPAの入った風邪薬が撤去され・・・
販売禁止に向かった手続きも始まったという。

日本の厚生省では
「因果関係がハッキリしないので、今のところ措置は考えていない」と言うが・・・

そんなの、ハッキリしてからじゃ・・・遅いんじゃないの?
チクロや赤色2号みたいに、後になって「ダメでした」って言われてもねぇ。

買ってはいけない』が話題になったのは、去年の9月頃。

あまり過剰反応するのも、どうかとは思うし・・・
あいかわらず正露丸は飲み続けている私だが・・・

それでなくても脳出血を起こしそうな生活をしているのに・・・これ以上その危険性に近づくコトはない。

ポリカーボネイトの環境ホルモン問題が出た時にも、うちでは一斉に子供の食器を見直した。
いくつかあったポリカーボネイトの食器は・・・砂場行きとなった。

この時も自治体によって給食の食器を変えたところもあったり、なかったり・・・

こと健康問題に関しては「疑わしきは使わず」の方がいいと思うんだけどね。
どうも、いきなり法律を変えたりすると・・・
それを作っていた企業が困るんじゃないかって方にばかり役人の目がいっているような気がしてならない。

何でもかんでも「まず経済対策」っていうのがあったから・・・
日本は焼け跡から這い上がるコトができたとは思うけれど・・・だから文化が育たないって面もある。

PPAは、いわゆる風邪薬に、たいてい入っている成分のようだ。
うちの常備薬を見ただけでも2種類あったくらいだから・・・

せき止めとか液状のモノとか、溶かして飲むヤツには入っていないようだけど・・・
本当に効く風邪薬を発明できたら、ノーベル賞モノ! なんて話も聞いたコトがある。

これから、ますます寒くなるしね。
風邪はひかないに越したコトはないけれど、ひいたら風邪薬はよく確かめて飲んだ方が身のためかも。

そもそも、成分表示は「選ぶ人のためにある」もので・・・
情報を確かめてから使うのは当たり前のコトだろう。

みんながやってるから大丈夫なんて常識は・・・21世紀の情報化時代には通用しない。
それが「誰でも情報を手にできるいい時代」の鉄則だ。

このホームページの情報だって・・・よく吟味して読んだ方がいいよ。


参考資料:徹夜明けのテレビ