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Episode No.676(20001026):思いっ切り・・・頑張ろう!

「タイミングって・・・やっぱり大事だよな。
 タイミングの逃すと・・・可能性はゼロとは言わないけれど
 かなり成功率が低くなるのは事実。
 人一倍の努力して、ようやく人並み・・・って感じになっちゃう。

 そこで努力するのが面倒になると・・・
 自分に都合のイイ理屈を持ってくるようになったりして・・・
 そう考えないと自分が支えられない。

 よくやく自分を支えられる人では・・・他人を支えるコトはできない。

 自分の生きる道を狭くしないためにも・・・タイミングは大切だ」

なんて、あいかわらずエラそうなコメントを書いたのは・・・10/23号のメルマガでの話。
1年前の今日のトップページを配信しているメルマガには、今「1年後の私」のコメントもつけてる。

このコメントに対して反応をくれたのは・・・
今まで何回かメールで感想を寄せてくれているYさんという女性。

Yさんは28歳独身・・・結婚について考えるコトも多いようだ。

「仕事もやってて、家族ともうまくいってて、
 ある程度社会的ポジションも確保してて・・・
 彼氏は欲しいですが、今の自分の気楽さを考えると、
 結婚してもちゃんとやってけるか自信がないですわ」

そういう思いを抱く人は、きっとYさんだけではないだろう。

「現実がわかるってのと理想が高くなるってのといろいろなんでしょうね。
 いい人がいれば…ってのが現状ですね。

 結婚によるいろんな変化が、わずらわしいと感じない相手がいれば
 するかもしれませんね。
 ほんま勢いとタイミングってよう言うたと思います」

そこで、こんな返事を書いた。

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Yさん、こんばんは。

<略> 確かに、結婚だけが人生の選択肢ではないと思います。

とくに女性の場合には、結婚=出産という命がけの仕事もあるし・・・
いざ子供が産まれたら24時間営業で、とても自分の時間など持てなくなるのが現実でしょう。

ただし、そういう現実があるコトは誰でも知っているはずなのに結婚するというのは・・・
結婚には、ひとりでいる時とはまた違う良さがあるからだと思います。
体裁とかだけじゃなくてね。

時々、そういう良さを知る前に現実に負けてしまう人もいるようですが・・・
そういう人は、たとえひとりでいても負けてしまうんじゃないかな?
いろんなケースがあるだろうから・・・決して、一概には言えませんけどね。

逆を言えば、ひとりでも頑張っていける人なら、家族を持ってもきっと頑張っていけると思います。
そして、それは人間として、という以前に地球に生まれた生物として・・・
すごく自然な歳のとり方だと思うんです。

結婚しても、ちゃんとやっていける自信がない・・・
私もそうでしたよ。マトモな貯金はなかったし・・・借金はあったけど(笑)。

でも、ある歳になって・・・
たとえ自信はなくても、自信を持てるように向かい合っていかなければならないと思いました。
「気楽な今」なんて、長い人生から見れば一瞬の、ひょっとしたら「勘違いした季節」でしょうから。

やっぱり・・・タイミングですね。

うちのカミさんは高校の一級後輩。
付き合いはじめたのは向こうが高校を卒業した後なんですけれど・・・
チンチクリンとしているワリには愛想がいいせいか、わりとモテていたようです(笑)。

だから、そういう相手と付き合いを持続し、結婚に至るまでには・・・
私自身が、より「強く」なる必要があった。

男女間に限らず、人との付き合いって・・・
1+1が2になるんじゃなくて、3にも4にもなれるようなモノでないと決して長続きはしないと思います。

そこから「新しい現実」が見えてくるところが・・・面白い。

幸いうちは、3人の子宝にも恵まれ、あわただしいながら楽しい毎日を送っています。
楽しい家庭っていうのは、単純に言えば・・・毎日、仕事を終えて帰るのが楽しみな家庭。

でも、こういう家庭を維持していくためには・・・
キレイごとだけでは済まない経済的な現実もあくさんあるから仕事も頑張らなくちゃならない。
この相互関係は、すごく単純なモンです。

問題を複雑にしているのは・・・実は解決するのが面倒で、できない理由を探している時だったりする。

結婚に限らず、何か新しいコトをはじめようとした時、確かに「覚悟」は必要ですが・・・
いくら「覚悟」をつけるために、あれやこれや考えたところで、絶対に未経験の未来はわかりませんから

最後は「覚悟」じゃなくて「思い切り」・・・でしょうね。

会社で頼りにされるくらい仕事をこなしているあなたになら、きっとできますよ。

Yさんからのメールのおかげで、また自分の考えに整理がつきました(笑)。<略>

28歳・・・まだまだ大丈夫!!

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エラそうなコトを書けば書くほど・・・
書いたからには、ちゃんとやらなきゃ・・・と気持ちを新たにする私。

ホント・・・「でじたけ」は皆さんに育てられてますよ(^_^;


参考資料:読者の皆さま