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Episode No.615(20000816):元気はつくれる!

みなさん、お元気?・・・帰省ラッシュ、お疲れさま。
私は元気に働いております。

マトモに休みがとれない・・・って言っても、サラリーマンじゃないんだから仕方ないね。
仕事に対する私の持論は、ここでも何度か書いてるし・・・
メールでやりとりをさせてもらっている方々にもお伝えしているけれど・・・

サラリーマンは我慢しても勤まるけど、自営は本当に好きじゃないと続かない。

会社がどうのなんて愚痴は一切言えないし、ね。
そりゃ、客先の愚痴を口にしてしまうコトも時にはあるけど・・・
だから、どうするってコトは時間が解決してくれる問題じゃなくて、すべて自分で解決すべき問題。
ジッとしてたら・・・フヅれちゃう。

サラリーマンより自営の方が大変・・・なんてコトは言うつもりもない。
結局、向き不向きの問題でしょ。
私にはタイムカードを押したからと言って、仕事のコトを忘れるなんてケジメはつけられない。

盛田昭夫いわく・・・
「適材適所というのは自分で決めるものだ。使う側に決めてもらうことではない」

私の立場では、この言葉を信じて実践していくしか道はないな。

会社は学校じゃないからね・・・そういう意味での先生は、もういないはず。
でも、あんまり長いコト学校に通ってると、つい言われたコトだけやってればいい・・・みたいになっちゃう。

私は、もともと学校が・・・というより
先生が苦手だったからね。
最初から自分で何とかするより仕方なかった。
それが、こういうご時勢には・・・今のところよかったと思えるけど。
今はどんなに優れた経営者でも、誰ひとり「この道が正しい」なんて導いてくれる人はいないからね。

最初から覚悟して「自分の好きなコトをやってる」と思えるから・・・たいていのコトには耐えられる。
そりゃあ徹夜が続けば肉体的にはつらいコトもあるけれど・・・
むしろ、ここでダメならどこに行ってもダメだと思っているから、フンばりもきく。

「仕事が面白い"ふり"をすると、それだけで仕事が本当に面白くなるから妙だ。
 疲れもあまり感じなくなるし、緊張も解け、心配もやわらぐ」

・・・とは、このところよく紹介している
デール・カーネギーの言葉。
本当にその通りだと思う。

私の父親の世代には「つらい」コトを一生懸命「我慢」してやるコトが美徳だった。
でも、それはひとコトで言えば戦時中を生きた人に植え付けられた考え方だと思う。

時として、それが正しいコトもあるだろが・・・現代にはなかなか通用しない。
楽しそうな場所にしか人は集まって来ないと思う。

つらがっている人のまわりにいる人はつらい・・・楽しんでいれば楽しいはず。
仕事を楽しめるかどうかが、仕事を続けていくコトの最大のコツで・・・
仕事の内容をより良いモノにしていこうと思ったら、自分以外の才能を集めるコトが必要だ。

自分を元気づけるコトは・・・やってみると意外と簡単。
誰の言葉だったかな・・・こんなのがあった。

「自分を元気づけたければ、誰かを元気づけなさい」

私はおかげで毎日それを実践してる・・・だから今日も元気!!


参考資料:「PRESIDENT 2000.9.4」プレジデント社=刊
     「カーネギー名言集」ドロシー・カーネギー=編 神島 康=訳 創元社=刊

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