Episode No.611(20000811):2人のカーネギー いやあ・・・おかげさまで忙しい。 ドドーンと儲かる仕事ならいいんけど・・・このご時世で作業単価は下がる一方。 赤字にならない数字を上げようと思うと、どうしても作業数を増やすしか方法がない。 で、バタバタしている・・・というワケ。 そんなに忙しいのなら、HPの毎日更新なんてやらなきゃいいのに・・・と言われかねない。 でも、これはホラ・・・気分転換だから、ね。 トイレに入ってたってネタを考えられないコトはないし、そんなに時間かけて書いてるワケじゃないし・・・ そのかわり調べモノをする時間が作れなくて簡単な話題になって申し訳ないけれど・・・。 と、いうコトで今日、8月11日も有名人の命日なんで、その話をちょっとだけ・・・。 誰の命日かというと・・・実業家、かの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーの命日だ。 カーネギーが84年の人生に幕を下ろしたのは、今から81年前・・・1919年のコト。 ところでカーネギーの名言というのは、世の中にずい分出まわっているけれど・・・ カーネギー・ホールを作ったり、東京大学に図書館を寄付したのは、アンドリュー・カーネギー。 でも『人を動かす』とか『道は開ける』といった、いわゆる自己啓発のための本を出しているのは・・・ デール・カーネギーという別の人物。 デール・カーネギーの経歴を見てみると・・・ 農家に生まれて、教師、会社員、セールスマン、俳優( ! )など、さまざまな職を経験。 YMCAで弁論術の担当講師をやり、自ら自己啓発研究所を設立。66歳で、すでに他界しているが・・・ 彼が考案したセミナーは現在でも行われていて、日本でも運営されている。 この2人のカーネギーの間柄は、いったい何なのか? デールの親は農業だというから親子ではなさそうだし・・・ 単に名字が同じだけ?? それにしては言ってるコトが似ているし・・・ 時間があれば調べてから書きたいところなんだけど・・・知ってたら、誰か教えて! そこで今日、命日を迎えたアンドリュー・カーネギーの墓碑銘に刻まれたひと言。 「ここに、自分より賢い人間を周囲に集める術を知っていた1人の人間が横たわる」 私が忙しい時には、当然、まわりのスタッフもみんな忙しい。 こっちの仕事をサッと終えて次へ渡すと、向こうも意地になってチェックを返してくる。 忙しい時には、この仕事上のスカッシュがどんどん加速していく感じ。 ゲームだと思えば、このあわただしさも何となく爽快・・・疲れはするけれど。 そうして、みんなの知恵が集まって・・・仕事は、なりたっていくモンだよ、ね。 ひとりでも、できるコトは・・・ 逆を言えば、ひとりでできる程度のコトだ。
参考資料:「今日は何の日」PHP研究所=刊 「カーネギー名言集」ドロシー・カーネギー=編 神島 康=訳 創元社=刊
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