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Episode No.494:同じ思い出にひたってみよう!

昨日は、いつもと比べてトップページが長過ぎた感じ。

「初めての不倫旅行」が一応、完結したモノで・・・。
ちょっと気をぬいて書いたら、すぐ長くなっちゃって・・・・反省、反省。

その分、今日は少し短めのお話を・・・と、思ったけど、また長くなる、かも。

インターネットに関する、おもに
著作権問題について昨日は書いてみたけれど・・・。
今日は、インターネットをはじめとした国際情報化社会に対する期待について書いてみようと思う。

やっぱり長くなっちゃいそうだなぁ・・・。

以前、ウチに遊びに来たアメリカ人が壁に貼ってあった
『鉄腕アトム』の絵を見て
「Oh! Astro Boy!!」と喜んだ。

その、すぐ隣には
手塚治虫の写真が貼ってあって・・・「これは誰だか知ってる?」と聞いてみると
「I don't No」・・・・。

彼は『鉄腕アトム』は、よく知っていたが、それが日本の漫画だというコトを知らなかった。

つい先日も当BBSに遊びに来られたオジさんたちが・・・もちろん私を含めてだが
吉田拓郎の昔の曲についての話題で盛り上がっていたけど・・・。

同じ思い出を共有できる人たちのコミュニケーションは、すごく活発になる。

1996年9月23日に惜しくも亡くなった藤子・F・不二雄と言えば、先日、30周年を迎えた
『ドラえもん』の作者として知らない人はいない。

その藤子・F・不二雄が書いた「まんが技法」という本の解説に、漫画家の里中満智子がひとりのファンとしてこんな言葉を寄せている。

「今、世界の子供たちが『ドラえもん』の世界を心の栄養に育っています。
 やがていつか、世界をリードする政治家たちが、おたがいに敵対しあう場で
 共に"子供のころ感動し、あこがれたドラえもん"を思い出し語り合うときがくるかもしれません。
 きみも同じものにあこがれたのか・・・という、共通の感動は、人と人をつなぐ強い絆になります。
 "ドラえもんが世界を救う"そんな日が必ず来る、しかもこの百年以内に・・・
 そう信じています」

国際的なレベルの技術も大切だけど・・・。
国際的に通用する文化が構築できなければ・・・世界平和はない、かも。

文化なんて言うと、かえってカタくるしいけれど・・・。
要は、いっしょに笑えるかどうか・・・ってコトだと思う、な。


参考資料:「まんが技法」藤子・F・不二雄=著 小学館文庫=刊

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