Episode No.334(990921):あなたは何ビット? 実を言うと今週は、ちょっとばかり忙しい・・・。 あまり調べモノをしている時間がとれない。 昨日も雑文めいたモノになってしまったが。 そんなワケで「それなりの」内容になってしまうコトを何卒ご勘弁いただきたい。 さて、私のこの部屋には、パソコンが4台ある。 うち1台は昨日のご報告の通り、現在修理中だ。 私がパソコンをさわりだしたのは、今から7年くらい前の話になる。 外国人がタイプライターをパチパチやって文章を打っている姿に一種の憧れがあったので、ワープロにはすぐ飛びついたが、パソコンは自分が使うモノではない・・・と最初は思っていた。 そんな私が3年のローンまで組んで、パソコン購入に踏み切ったのは、パソコンでビデオの編集ができると知ったからだ。 当時、私の部屋はビデオの編集機材に埋め尽くされていた。 ビデオ編集機で新しいエフェクトをやろうと思ったら、新しい機材がいる。 その繰り返しに気力も資金もなくなりつつあった。 パソコンなら、ハードは入れ替えずに、ソフトだけ入れ替えれば新しいコトができる。 その時、私はそう思った・・・ワケだ。 しかし、実際には次から次へと高機能のパソコンが登場して・・・結果は現在のような有様だ。 ただし、ビデオ編集にとどまらず、パソコンの導入によって可能になったコトはたくさんある。 文章作成はもとより、画像の作成・・・そして音楽。 新しいモノを追っていけばキリがないとは言え、ここまで機材とソフトをそろえると、あとは「やるだけ」なのだ。 部屋の真ん中には回転する椅子がある。 そこにドッカと腰掛けて、グルグルまわりながら、いろんな作業を同時にする。 いかに高機能なパソコンが登場しようとも、その回転式の椅子から、それぞれのバソコンに指示を与える者がいなければ、パソコンはピクリとも動かない。 ただ延々とスクリーンセーバを映し出すだけだ。 つまり、人間こそが本当のCPU・・・なのだ。 そういえば、夏目漱石の脳やアインシュタインの脳は、一般の人より重かった・・・という話を聞くことがある。 知能の高さは脳の大きさに比例する・・・と考える向きもあるようだが。 女性の脳は平均して、男性の脳よりも小さめで、重さで言うと110gほど軽いという。 だから、男は女より頭がいい・・・とは言えない。 なぜなら、現代人の脳はネアンデルタール人の脳より小さいのだから。
参考資料:「信じられますか?」サンダース・ガーリング・ディヴィス=著 牧 有直=訳 自然社=刊
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