Episode No.1471(20030512)
誰のための評価か?

ワイドショーや2時間ドラマのタイトルで
よく「美人○○〜」というのを目にするよね。

確かに「美人」とついていた方が
ついてないより見たくなる心理はある。

女の場合は「美人」とつけるとすると・・・
男の場合は「ハンサム」かと言えば
そんなタイトルを見たことはない。

男の場合、頭につくのは
たいてい・・・「エリート」だ。

つまり、注目や憧れの対象が・・・
女の場合は「容姿」で
男の場合は「頭脳」ということなのか。

それが正しいかどうかなんてことじゃなくて
世間とはそういうものなんだろうね。

それなら、それで・・・
誰にも可能性があるんじゃないか?

だって・・・
「容姿」や「頭脳」の評価というものは
小野小町やビル・ゲイツの例を出すまでもなく、
時代によって価値観が変わるものでしょ?

何も普遍的に
痩せていなければ美人じゃないとか
学歴が高くなければ頭脳が認められないわけじゃない。

誰か一人、
今までとは違う価値観を持った成功者が出れば
それで簡単に変わってしまうのが世間だからね。

逆を言えば・・・
世間の注目や憧れを得ようと
世間に迎合しても、まったく意味はない。

むろん、ニーズには応えなければならないけれど。

しかし、ニーズに応えるためには・・・
誰かの真似をしているだけでは
ダメだというのが難しいところ。

相手が期待できる範疇で何かしても
それは、期待通り=当たり前だからね。
印象に残ろうと思ったら
・・・期待以上でない、と。

期待以上の何かを持つということは
・・・結局、自分の価値観を高めて
より困難な、自分との約束を守る
・・・ということになるな、やっぱり。


参考資料:できることと言えば・・・まず自分をコントロールするしかないな