苦手を考える(3)
苦手は幸福の種
One week to think about the thing which I do not like.
どんなに苦手でも、夏は来る。
そして、今年も汗だく…だ。
苦手なものは、
嫌だけど、必要なことはわかっている
…もの。
まさに良薬口に苦し…というわけだ。
子供の頃は、
叱ってくれる親がいたり、
オブラートに包んだり、で
どうにか騙し騙し薬を口にする。
大人になれば
次第に飲めるようになってくるものだが…。
大人になっても
相変わらず克服できないでいると
…決定的に病は進行してしまう。
死んでも嫌だ…とは、まさにこのこと。
だが、まず、
好きなことばかりしていて
寿命を早めた者は大勢いても、
苦手なもののために死んだ奴など…いない。
そもそも“苦手”は、
生き抜くための
バランスをとる必要性にかられて生じたものだから。
得意なことばかりしていても成長はないが、
苦手なことをすれば成長できる。
好きなものばかり食べていては寿命を縮めるが、
苦手なものも口にできれば健康を保てる。
ようするに
“苦手”が“幸福の種”であることを
より実感できれば、
“苦手”も克服する喜びに変えることができる。
まず、ひとつ…
何か我武者羅(がむしゃら)にやってみる。
勉強でも、ダイエットでも。
そこで成果がつかめればしめたもの。
本気で自己改革したければ、
…自分の考えなど無用。
考えるのは、兎にも角にも終えてから。
成果をつかむ前に
簡単に挫折してしまうと…苦手が増えるだけ。
【つつぎは、こちら】
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