でじたけの「人生日々更新」シリーズ・霊の話[4] 恐怖について

Episode No.4497(20130118)[徒然]Others

シリーズ・霊の話[4]
恐怖について
Story of the soul 04.

いわゆる幽霊というやつ
放射能と同じように
目には見えない残存したエネルギー
…だと知ると、
そこに「意志」はないことがわかる。

つまり「意志」のない
残存エネルギーである幽霊は…
決して襲ってきたりはしない、ということだ。

もちろん、絶対に人がいないような場所に
突然人の形のするものが現れたら、びっくりする。

車を運転している時だったら、
びっくりしてハンドルを切り損ねて
大事故につながることがあるかもしれない。

あるいは自殺の名所に行って、
残存エネルギーに酔ってしまい、
つい自分も自殺したくなってしまったり…ね。

放射能にだって、それ自体に意志はないけれど、
長く、あいるは強い放射能に触れていると
肉体に悪影響があって、癌を発症したりするよね。

もっと身近な例でいえば…
風が吹いてきて身震いしてクシャミをする
…というのも同じ。

自然界に存在するエネルギーに意志はない。
それを受ける側がどんな影響をうけるか、だけ。

いや、何も自然界だけでなく、
例えば恐い絵や写真を見たりするのも同じ。

絵や写真は決して襲ってこないと知っているのに
恐くて恐くて見ていられない絵や写真ってあるでしょ。

残酷なものとか…
そこになくて絵や写真なのに恐い、のは何故?

情報は自分の中で、恐怖にすり替えられているのだ。

さて、いわゆる霊というやつは、
裏付けのとれていないエネルギー。

裏付けがないところが不安を呼ぶ。

ただ、裏付けがなくても、
「ない」んじゃなくて、
「ある」けど裏付けがとれていない
…と考えた方が無理がない。

数多の諺のように…。

少なくとも「ある」と知っていれば
瞬間驚くことはあっても、
パニックになることはないだろう。

風が強くなると知っていれば厚着をすればいい。
子供の頃は、そんなことすらできずに
薄着でかけまわっては
仕舞いに風邪を引くこともあったろうけれど、
そうした対処の仕方も
やがて自分なりに見つけられるだろう。

かの発明王トーマス・アルバ・エジソンが、
晩年「霊界と通信する装置」の開発に着手していた
…のは有名な話。

電気という目に見えないものを発明し、
音という目に見えないものを記録することに成功した
大発明家のエジソンは、
霊もまたエネルギーであることを知っていたに違いない。

あいにく、この発明についてエジソンは
「理論はわかった」と言い遺して亡くなってしまったが、
メモ魔であるエジソンのこと…
おそらくその理論と理論を裏付ける具体的な方法は、
遺された膨大なメモの中にあるに違いない。

現在もアメリカが国家プロジェクトとして続けている
エジソンの目もの解析作業は、
予定では2015年に完了するという。

あと2年も経つと、霊の話も
電気と同じように
不思議な話ではなくなるのかもしれない。

最もインターネットの仕組みでさえ
…実際には不思議だけど、ね。

※Next補足版「私が見た幽霊」

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